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2017 4/4【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。 毎週火曜日は、IGTVのマーケットヘッドラインで取り上げた銘柄にフォーカスしています。合わせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・112.20:3/31高値、オファー
・112.11:3/27安値110.11からの23.60%戻し
・111.59:4/3高値
・111.15前後:5日MA(青ライン)、10日MA(黄ライン)

サポート

・110.11:3/27安値
・110.00:心理的節目、ビッド
・109.93:トランプラリー高安の50.00%戻し

2日連続で陰線が示現。3/27安値110.11からの23.60%戻しで上値がレジストされた事実や、RSIが売り買い分水嶺の50.00を下回る水準で推移している状況も考えるならば、目先はダウンサイドリスクを警戒したい。 下値の焦点は上記の通り。110.11-110.00はサポートゾーンと想定。本日このゾーンをトライするならば、材料は株安か2月の米貿易収支となる可能性が高い。21時30分以降の動向に要注意。ただ、テクニカル面で真に注視すべきは、昨年後半に発生したトランプラリー高安(118.66-101.20)の50.00%戻し109.93レベルの攻防だろう。このテクニカルポイントの下方ブレイクは、さらなる円高シグナルとして市場で捉えられる可能性が高い。一方、上値の焦点は上記の通り。112.20レベルで上値がレジストされる場合は、今後レンジの上限として意識されるポイントの候補と想定したい。


ドル円チャート

tech_usdjpy_20170404


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.0700:日足基準線(赤ライン)、3/31高値
・1.0687:5日MA(青ライン)
・1.0681:4/3高値

サポート

・1.0651:3月高安の61.80%戻し
・1.0623:今年高安の50.00戻し、日足一目雲の上限
・1.0600:厚いビッド

5日連続で陰線が示現している。RSIは売り買い分水嶺の50.00を下方ブレイク。ただ、横ばい推移へ転じている点を考えるならば、ショートカバーを警戒すべきフェーズにある。その場合、目先の焦点は1.07前後での攻防となろう。1.07レベルを挟んで展開している5日MAと基準線の突破に成功した場合は、さらなる上値トライのシグナルと想定したい。その場合は、オファーが観測されている1.0750、1.0780そして1.0800の攻防が焦点となろう。 一方、下値の焦点は1.06レベルの維持となろう。注視すべきサポートポイントは、今年高安の50.00%戻しにあたる1.0623前後。日足雲の上限も同水準で推移中。


ユーロドルチャート

tech_eurusd_20170404

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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