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2017 5/2【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・112.20:3/31高値、レジスタンスゾーンの上限、オファー
・112.13:リトレースメント38.20%
・112.00:厚いオファー

サポート

・111.56:5日MA(青ライン)
・111.20:5/1安値


5日連続で陽線が示現中。4月28日のレポートで指摘したレジスタンスゾーン、特に112.00レベルが本日も攻防分岐となろう。
通貨オプション市場では、1週間物リスクリバーサル(RR、25D)が再び大きく変動(=低下幅が拡大)し始めている。また、直近の1か月物でもドルプットオーバーの状況が散見され、且つリスクリバーサルは横ばい推移へ転じている。オプション市場ではドル高圧力後退の可能性が出始める中、レジスタンスゾーンのミドル水準にある112.00にはオファーが観測されている。これらの状況を考えるならば、112.00レベルは本日も相場を圧迫しよう。
上記の攻防分岐で上値がレジストされる場合は、5日MAトライを想定したい。逆に攻防分岐を突破するならば、3月31日高値112.20(レジスタンスゾーンの上限)が次の上値焦点として浮上しよう。尚、このレベルにもオファーが観測されている。


ドル円チャート

usdjpy_20170502


EUR/JPY
 

レジスタンス

・123.00:オファー
・122.89:3/13高値
・122.50:オファー
・122.30:オファー
・122.20:短期レジスタンスライン

サポート

・121.60:5日MA(青ライン)
・121.36:5/1安値


2日連続で大陽線が示現。トランプラリー高値124.10を起点とした短期レジスタンスが本日の攻防分岐となろう。このラインの突破はさらなる上値トライのシグナルと想定し、3月13高値122.89レベルまでの反発を想定したい。ただ、RSIが買われ過ぎの水準まで到達している。また、通貨オプション市場で1か月物リスクリバーサル(RR、25D)が横ばい推移へ転じている点はユーロ買い圧力の後退を示唆している。短期レジスタンスラインの突破に成功しても、122.89もしくは123.00レベルまでが反発の限界と想定したい。尚、122.30および122.50にはオファーが観測されている。また、123.00にも同様の観測あり。 一方、下値の焦点は上記の通り。上述したレジスタンスポイント、特に短期レジスタンスラインで反落する場合、4月18日以降相場をサポートしている5日MAまでの調整売りを想定しておきたい。


ユーロ円チャート

eurjpy_20170502

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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