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2017 6/20【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・112.25:リトレースメント61.80%
・112.20:雲の上限
・112.00:オファー
・111.80:雲の下限、オファー

サポート

・111.30:一目基準線(赤ライン)
・111.00:ビッド
・110.85:6/19安値
・110.74:21日MA(青ライン)


19日は大陽線が示現。①短期サポートラインの維持、②短期レジスタンスラインの突破、③リトレースメント50.00%の突破という現在の状況を考えるならば、本日のドル円は上値トライを想定したい。目先の焦点は、日足の一目雲が展開している111.80-112.00ゾーンとなろう。雲の下限が推移している111.80にはオファーの観測あり。まずは雲の攻防の状況を見極めつつ、陽線が拡大するならば、次のターゲットとしてリトレースメント61.80%が位置する112.25レベルまでの上昇を想定したい。
一方、下値は21日MAの維持が焦点となろう。ただ、上述したテクニカルの状況やリスクリバーサルに目立った変動がない点を考えるならば、111円台を維持する公算が高いだろう。111.00にはビッドの観測あり。


ドル円チャート

tech_usdjpy_20170620


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.1250:オファー
・1.1214:一目転換線(赤ライン)
・1.1205:21日MA(青ライン)

サポート

・1.1130:6/15安値レベル、ビッド
・1.1115:リトレースメント38.20%
・1.1100:ビッド


FOMC前後より陽線と陰線が入り交じる展開となっている。ただ、日足基準線と21日MAでのレジスト状態、そしてADXとDMIの動向も考えるならば、欧州政治リスクの後退を背景としたユーロ高の調整地合いが継続していることは明白。よって、本日も下値トライを想定したい。だが、通貨オプション市場では、ユーロ売り圧力が強まるシグナルは見られない。RSIが売り買い分水嶺の50.00%以上をかろうじて維持している点も考えるならば、現時点では1.11台を維持する展開を想定したい。1.11台のテクニカルポイントは上記の通り。1.1130-1.1100には断続的にビッドが観測されている。
一方、上値の焦点は上述した2つのテクニカルが展開している1.1205-15レベルの攻防となろう。


ユーロドルチャート

tech_eurusd_20170620

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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