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2017 6/21【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・112.25:リトレースメント61.80%
・112.00:オファー
・111.80:日足一目雲の下限、オファー

サポート

・111.23:5日MA(青ライン)
・111.00:サポートポイント
・110.70:21日MA(赤ライン)


20日は、日足一目雲の下限で見事に上値がレジストされた。ただ、RSIは未だ売り買い分水嶺の50.00以上を維持しており、且つリスクリバーサル(25D)にも大きな変動が見られない。これらの点を考えるならば、ドル円が一気に110円を割り込む可能性は低い。ただ、5日MAを下方ブレイクする場合は、下押し圧力の高まりを警戒したい。その場合、次のターゲットは、オプションバリアの攻防が想定される111.00となろう。110.00円台へ再下落する場合は、今日明日にかけ21日MAまでの下落を警戒したい。このMAが推移している110.70レベルには10日MAが上昇しつつある。
一方、上値の攻防分岐は、昨日と変わらず日足の一目雲の下限となろう。このテクニカルが位置している111.80レベルにはオファーが観測されている。112.00にもオファーの観測あり。


ドル円チャート

usdpjy_20170621


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.1250:オファー
・1.1220:オファー
・1.1205:上値攻防分岐(21日MA-青ライン、転換線-黄ライン)

サポート

・1.1114:リトレースメント38.20%、下にビッド
・1.1100:厚いビッド


20日は陰のコマが示現。大陰線が示現した後の小陰線である点を考えるならば、下落圧力は後退している可能性がある。通貨オプション市場でも1W~3Mコールの需要がにわかに高まりを見せていること、そしてリトレースメント38.20%を維持した点も考えるならば、本日は反発する展開を想定したい。上値の攻防分岐は昨日と変わらず21日MAと日足転換線となろう。これらテクニカルは今日現在、1.1205レベルで展開中。この攻防分岐を制する場合は、明日にかけてオファーが観測されている1.1220および1.1250をトライする展開が想定される。
一方、下値の焦点だが、目先注視すべきテクニカルポイントは上記のリトレースメント38.20%戻し1.1114となろう。この水準の下にはビッドの観測がある。1.1114-10を下方ブレイクする展開は1.11トライのシグナルとなろう。1.1100には厚いビッドが観測されている。


ユーロドルチャート

eurusd_20170621

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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