コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

2017 6/23【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・111.82:日足雲の上限
・111.77:日足雲の下限
・111.53:短期レジスタンスライン

サポート

・110.95:6/22安値
・110.70:ビッド
・110.67:21日MA(青ライン)


DMIは「-DI>+DI」となっている。だがADXは低下中。そしてRSIも53.00と売り買い分水嶺の50.00付近でこう着していることを考えるならば、現在のドル円に明確なトレンドはない。ただ、3日連続で陰線が示現し、その結果、新たな短期レジスタンスが形成された点を考えるならば、警戒すべきは下値トライの方だろう。だが、そのような展開となっても下落幅は限定的と想定したい。テクニカル面でのポイントは21日MAの維持となろう。このMAの下方ブレイクは、110円トライのシグナルと想定したい。21日MAを挟むかたちで断続的にビッドが並んでいる。
一方、上値の焦点は上記の通り。攻防分岐は日足雲が展開している111.80前後で変わらず。短期レジスタンスラインの突破は、111.80トライのシグナルと想定したい。尚、雲の上限が推移している111.80にはオファーの観測あり。


ドル円チャート

techchart1_20170623


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.1220:オファー
・1.1205前後:上値の攻防分岐(21日MA-青ライン、転換線-黄ライン)
・1.1172:10日MA(赤ライン)

サポート

・1.1118:6/20安値
・1.1114:リトレースメント38.20%
・1.1100:厚いビッド


22日は小陰線が示現。ドル円同様、オシレーター系では明確なトレンドは確認できない。ただ、21日MA下で推移している10日MAがレジスタンスラインとして意識されている現状を考えるならば、4月後半から続いたユーロ高の調整相場が継続していることは明白。通貨オプション市場ではリスクリバーサルに大きな変動は見られない。この動向から判断するに、ユーロが下落基調を形成する可能性は低く、本日も1.1100-1.1220のコアレンジでの攻防を想定したい。
一方、上値の焦点は上記の通り。10日MAの上方ブレイクは、テクニカル的に攻防分岐となっている1.1205前後をトライするシグナルと想定したい。このレジスタンスポイントを突破する場合は、オファーが観測されている1.1220レベルを目指す展開が想定される。このレベルは6月中旬以降、ユーロ相場をレジストし続けている。


ユーロドルチャート

techchart2_20170623

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。

IGアカデミー

無料のオンラインコースや各種ウエビナー、セミナーなど、IGが提供する豊富な学習プログラムを通じてトレードの方法を学び、トレードに関する知識を深めることができます。