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2017 7/26【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

Technical analysis highlights

USD/JPY
 

レジスタンス

・112.62:21日MA(黄ライン)
・112.50:オファー
・112.30:オファー
・112.05:10日MA(青ライン)、下の水準にオファー

サポート

・111.60:5日MA(赤ライン)
・111.25:日足雲の上限
・111.00:ビッド


昨日は、大陽線の示現で5日MAの上方ブレイクに成功した。日足雲の維持に成功していること、通貨オプション市場でドルコールの需要が根強い点も考えるならば、本日も上値トライの展開が想定される。上値のチャートポイントは上述のとおり。10日MAの突破は、さらなる上値トライのシグナルとなろう。この場合、21日MAまで上昇幅が拡大するかが注目される。
一方、上述したテクニカルの動向とドルコールの状況を考えるならば、反落しても下落幅は限定的と想定したい。本日は、5日MAでサポートされる展開を想定したい。この予測が外れ5MAをも下方ブレイクする展開は、今日の海外市場で株安圧力が強まっている可能性が高い。この場合は「株安→米金利低下」を警戒し、次のターゲットである日足雲(111.25-111.00ゾーン)までの反落を想定しておきたい。111.00には再びビッドが観測され始めている。


ドル円チャート

USDJPY_20170726


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.1740:ボリンジャー上限(赤ライン)
・1.1712:7/25高値

サポート

・1.1643:5日MA(青ライン)
・1.1620:ビッド
・1.1600:ビッド
・1.1563:10日MA(黄ライン)


昨日の日足ローソク足は、小陽線引け。長い上ヒゲが示現している点を考えるならば、これ以上の上値追いに市場の気迷いが見られる。RSIが70.00以上の水準で推移し続けている点も考えるならば、本日は調整相場を警戒したい。
目先の下値焦点は、5日MAの攻防とだろう。このMAを下方ブレイクする場合、1.1600トライを警戒したい。1.1620と1.1600にはビッドの観測あり。通貨オプション市場ではユーロコールの需要が根強い。よって、調整相場となっても1.16台は維持する公算が大きい。この思惑が外れても、現時点では6月下旬以降サポートラインとして意識されている10日MAは維持する可能性が高い。
一方、上値の焦点は1.17台の再上昇となろう。1.17台で注視すべきレジスタンスポイントは、昨日高値とボリンジャーバンドの上限(21日MA、2.5σ)となろう。1.1800までオファーの観測はない。


ユーロドルチャート

EURUSD_20170726

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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