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2017 8/2【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY
 

レジスタンス

・111.20:短期レジスタンスライン
・111.00前後:ピボットR2、10日MA(青ライン)
・110.61:5日MA(赤ライン)

サポート

・109.92:8/1安値
・109.70:ビッド
・109.62:ピボットS2


昨日の海外市場で110円割れとなるも、日足ローソク足は陽のコマが示現。先月11日以降、調整を挟みながら下落し続けてきただけに市場の気迷いが感じられる。109円台の滞空時間が短かったことも考えるならば、本日はショートカバー優勢を想定したい。だが、通貨オプション市場でドルコールの需要に頭打ち感が見られる点を考えるならば、反発しても上昇幅は限定的だろう。目先は5日MAの攻防を注視。このMAの突破に成功する場合、次のターゲットは111.00前後となろう。この水準にはピボットR2と10日MAが密集している。また、すぐ上の111.20レベルには短期レジスタンスラインが推移している。
一方、下値の焦点は昨日安値109.92レベルの攻防だろう。下方ブレイクする場合は、海外株式市場で株安となっている可能性がある。この場合「米金利低下+株安」により、ビッドが観測されている109.70もしくはピボットS2までの下落を警戒したい。


ドル円チャート

usdjpy_20170802


EUR/USD
 

レジスタンス

・1.1900:レジスタンスポイント
・1.1888:ピボットR2
・1.1850:オファー、上にストップ

サポート

・1.1777:5日MA(青ライン)
・1.1727:ピボットS3
・1.1719:10日MA(黄ライン)、ビッド


昨日は小陰線引け。1.1850がレジスタンスポイントとして意識され始めている点を考えるならば、ユーロ高の調整を想定したい。だが、5日MAがサポートラインとして意識され続け、ADXの上昇基調は変わらず、さらに通貨オプション市場ではユーロコール(1か月以上、25D)の需要が根強い。これらの動向を鑑みるに、10日MAを下方ブレイクしない限りユーロ高トレンドの継続を想定したい。今日現在、10日MAは1.1720で推移しているが、この水準にはビッドが観測されている。また、上の水準にはピボットS3が位置している。
一方、上値トライ継続の場合、本日の攻防分岐は1.1850となろう。この水準にはオファー、上にはストップが観測されている。突破に成功すれば、次のターゲットは1.1900となろう。ピボットR2の上方ブレイクが1.1900トライのシグナルとなろう。


ユーロドルチャート

eurusd_20170802

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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