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2017 9/6【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY

レジスタンス

・109.50:21日MA(黄ライン)/ 10日MA(青ライン) / ピボットR1
・109.00:レジスタンスポイント

サポート

・108.50:ビッド
・108.27:8/29安値
・108.13レベル:4/17安値 / ピボットS1
・108.00:ビッド / 下にストップ


昨日は大陰線が示現し108円台へ突入。-DIと+DIが拡大傾向へ転じ、ADXがにわかに上昇し始めている点を考えるならば、本日はダウンサイドリスクを警戒したい。
本日の下値攻防分岐は先月29日安値108.27となろう。ビッドが観測されている108.50の下方ブレイクを108.27トライのシグナルと想定したい。108.27を下抜ける展開となれば、現時点での今年最安値108.13が次のターゲットとなろう。尚、ピボットS1が108.12レベルに位置している。108.10台をも下方ブレイクするならば、重要サポートポイント108.00のトライは時間の問題となろう。このレベルにはビッド、下の水準にはストップが観測されている。
一方、上値の焦点は上記の通り。現在の状況では、3つのテクニカルが密集している109.50レベルまでの反発が限界と想定したい。


ドル円チャート

usdjpy_20170906


EUR/USD

レジスタンス ・1.1982:ピボットR2
・1.1951:ピボットR1 / NYオプションカット(1.1950)
・1.1940:9/5高値
サポート ・1.1888:短期サポートライン
・1.1879:ピボットS1
・1.1850:NYオプションカット
・1.1838:21日MA(黄ライン) / ピボットS2


短期サポートラインの維持に成功。本日は1.19前半でスタートした。ドル円と違いADXは未だ横ばい推移となっており、未だ明確なトレンドシグナルは点灯していない。ただ、RSIが売り買い分水嶺の50.0%超の水準を維持し、且つ通貨オプション市場のリスクリバーサル(1か月)にも大きな変動が見られないことを考えるならば、現時点でユーロドルが急落するリスクは低い。
米金利の低下を背景に続伸する場合、2つのピボットでの攻防に注目したい。ECB理事会前というタイミングを考えるならば、ユーロ買いを積極的に仕掛けるタイミングではないことから、ピボットR1で上値がレジストされる可能性が高い。
一方、下値の焦点は短期サポートラインの維持となろう。このラインを下方ブレイクする場合は、レジスタンスポイント同様、ピボットで反転ポイントを探る展開となろう。


ユーロドルチャート

eurusd_20170906

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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