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2017 9/13【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY

レジスタンス ・111.00:重要レジスタンスポイント / 厚いオファー
・110.90:リトレースメント50.00%
・110.67:8/31高値 / オファー(110.60レベル)
サポート ・110.00:サポートポイント
・109.41:21日MA(青ライン)
・109.27:9/12安値


連日の大陽線示現となり、短期レジスタンスラインはおろか107.31からの38.20%の突破にも成功した。-DIと+DIとのかい離が急速に縮小すると当時にADXも急低下してる状況は、下落トレンドが一度終息したシグナルと捉えることが出来る。RSIが売り買い分水嶺の50.00を越えている点も考えるならば、本日も上値トライを想定したい。
上値の攻防分岐は、8月31日高値110.67となろう。110.60にはオファーが観測されている。110.60レベルの突破に成功する場合、次のターゲットは重要レジスタンスポイントの111.00となろう。このレベルは、8月から相場をレジストし続け、且つ現在は50.00%戻しが推移している。また、厚いオファーも観測されており、111.00前後では強烈に相場がレジストされる可能性がある。
一方、下値の焦点は110円台の維持となろう。109円の攻防となっても、現在のリスク選好相場を考えるならば、21日MAで反転する展開を想定したい。


ドル円チャート

usdjpy_20170913


EUR/USD

レジスタンス ・1.2092:9/8高値
・1.2059:9/7高値
・1.2030:9/11高値
サポート ・1.1947:10日MA(黄ライン)
・1.1900:ビッド
・1.1890:21日MA(青ライン)


12日は下ヒゲ付の小陽線となった。DMIとADXに明確なトレンドシグナルは点灯していないが、「米金利反発→米ドル買い」の圧力を跳ね除け、陽線示現となったあたり、ユーロ高の強さがうかがえる。この強さは、通貨オプション市場でコールオーバー(1か月以上)となっている点で確認できる。しかし、米債券市場での調整相場(=金利の反発基調)が続く限り、ユーロドルの反発も限られよう。
本日は緩やかなユーロ高を想定したい。上値の焦点は1.20台への再上昇となろう。これを達成する場合は、今月7日以降の高値水準をレジスタンスポイントと想定したい。一方、サポートポイントは上記の通り。目先は短期サポートラインの攻防が焦点。このラインを下方ブレイクしても、オプション市場の動向を考えるならば、21日MAを下方ブレイクする可能性は低いだろう。


ユーロドルチャート

eurusd_20170913

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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