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2017 9/1【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY

レジスタンス

・111.00:8月以降のレジスタンスポイント、オファー
・110.70:オファー
・110.65:リトレースメント38.20%

サポート

・109.72:21日MA(黄ライン)、上にビッド
・109.52:10日MA(青ライン)、下にビッド
・109.20:ビッド
・109.00:ビッド


昨日の日足ローソク足は、市場の気迷いを示唆する陰のコマ。DMIやADXでも明確なトレンドシグナルは点灯していない。これらの背景にあるのは「米金利低下=米ドル安」と「株高=円安」の綱引き状態だろう。だが、上述した陰のコマの示現に加え、直近安値108.27からの38.20%戻しで上値がレジストされた点も考えるならば、上値は重い。本日は109円台の攻防を警戒したい。
下値トライの場合、注視すべきテクニカルポイントは上記の通り。21日MAの上(109.80)と、10日MAの下(109.50)にはそれぞれビッドの観測あり。109円ミドルをあっさりと下抜けるならば、109.00を視野に下落幅の拡大を警戒したい。
一方、上記の予測とは逆に上値トライとなる場合、攻防分岐は昨日相場をレジストしたリトレースメント38.20%となろう。このテクニカルポイントの突破にも成功する場合は、8月以降のレジスタンスポイントである111.00トライの展開を想定したい。


ドル円チャート

usdjpy_20170901


EUR/USD

レジスタンス ・1.2000:レジスタンスポイント / NYオプションカット(9/1)
・1.1986:ピボットR2
・1.1950:ピボットR1 / オファー
サポート ・1.1870前後:10日MA(青ライン) / 日足基準線(赤ライン)
・1.1820:21日MA(黄ライン)
・1.1800:短期サポートライン、ビッド


昨日は長い下ヒゲが示現しての陽線引け。+DIと-DIは縮小傾向にあるが、ADXでは明確なユーロ下落トレンドのシグナルは点灯していない。一方、8月29日の上ヒゲ示現を考えるならば、1.20を一気に上方ブレイクするムードも感じられない。リスクリバーサルにも大きな変動がない見られないことを考えるならば、次回ECB理事会が開催される7日まで1.18-1.20のコアレンジで売り買いが交錯する可能性がある。
本日の上値の焦点は上記のとおり。ピボットR1が位置する1.1950にはオファーの観測あり。まずはこのレベルでの攻防を見極め、突破に成功する場合は、ピボットR2トライを想定したい。一方、下値の焦点は、昨日相場をサポートした21日MAの維持が焦点となろう。


ユーロドルチャート

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本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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