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2017 10/17【IGテクニカル分析】

ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。

USD/JPY

レジスタンス ・112.80レベル:10/10高値水準、厚いオファー
・112.42:ピボットR1
・112.38:21日MA(黄ライン)
サポート ・111.79:ピボットS1
・111.65:10/16安値
・111.50:厚いビット


昨日は陽線が示現。しかし、13日に続き21日MAで上値がレジストされた。また、DMIでは+DIと-DIのかい離が急速に縮小し、ADXも低下基調にある。これらの点を考えるならば、ドル円の反発余地は限られる可能性が高い。
本日の上値攻防分岐は21日MAとなろう。すぐ上の水準にはピボットR1が推移している。112.40前後に密集しているこれらテクニカルを突破する場合、次のターゲットは112.80レベルとなろう。この水準は今月10日の高値水準であり、且つ厚いオファーが観測されている。「株高=円安」のみの上昇ならば、112.80レベルまでの上昇が限界と想定したい。NYタイムに「株高 / 米金利の上昇」が同時に発生すれば、112.80ブレイクの可能性が高まろう。
一方、下値の焦点は上記の通り。攻防分岐は厚いビッドが観測されている111.50となろう。このレベルをトライするシグナルとしてピボットS1および昨日安値の攻防を注視したい。


ドル円チャート

usdjpy_20171017


EUR/USD

レジスタンス ・1.1852:日足基準線(赤ライン)
・1.1820:10/16高値
・1.1813:21日MA(黄ライン)
サポート ・1.1775:ピボットS1、リトレースメント50.00%
・1.1758:ピボットS2
・1.1750:リトレースメント61.80%、ビッド
・1.1736:ピボットLBOP


3日連続で陰線が示現。①日足基準線がサポートからレジスタンスへ転換し、②-DIと+DIのかい離が徐々に拡大傾向にあり、③RSIが売り買い分水嶺の50.0%を割り込んでいる状況を考えるならば、本日も下値トライを想定したい。
サポートポイントは上記のとおり。10月10日に大陽線が示現した安値レベルにはピボットLBOPが位置している。このテクニカルの下方ブレイクは、さらなるユーロ売りシグナルとして市場で捉えられる可能性がある。尚、12日高値1.1880レベルからの61.80%戻しの水準にはビッドが観測されている。一方、本日の上値攻防分岐は21日MAの突破となろう。


ユーロドルチャート

eurusd_20171017

本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありませ ん。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。

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