ドル円（USD/JPY）、ユーロドル（EUR/USD）のテクニカル分析レポート。 テクニカルポイントに加え、直近のオーダー状況の情報も満載。IGファンダメンタルズ分析とあわせてご参照ください。
| レジスタンス | ・113.00－10：オファー |
| サポート | ・112.00：厚いビッド |
昨日は陰のコマが示現。日足転換線で上値がレジストされ、－DIと＋DIのかい離幅が拡大傾向にあり且つADXがADXRを下方ブレイクしている点を考えるならば、ダウンサイドリスクを警戒したい。
今日の下値攻防分岐は、現時点での今年最安値107.31を起点とした短期レジスタンスラインとなろう。今日現在、111.72レベルで推移している。厚いビッドが観測されている112.00の下方ブレイクは、このラインをトライするシグナルとして警戒したい。短期サポートラインをも下方ブレイクするならば、12月1日の安値111.41を視野に下落幅の拡大を想定したい。
一方、上値の攻防分岐は、昨日相場をレジストした日足転換線となろう。このテクニカルは9月以降、サポートライン / レジスタンスラインとして意識されやすい状況にある。10日MAの上方ブレイクは、転換線トライのシグナルと想定したい。
ドル円チャート
| レジスタンス | ・1.1820前後：21日MA（黄ライン）、日足雲の上限 |
| サポート | ・1.1736：短期サポートライン |
昨日は長い上ヒゲ付の陰線が示現。61.80％戻しでレジストされ、デッドクロスが示現し、且つADXがADXRを下方ブレイクしている点を考えるならば、基調はダウンサイドにあろう。
今日の下値攻防分岐は、11月安値1.1552を起点とした短期サポートラインとなろう。このラインを下方ブレイクする場合は、今月12日安値1.1716をトライする展開を想定したい。短期サポートライン下の1.1730と1.1700レベルにはビッドの観測あり。
一方、上値の攻防分岐は、本日東京時間に相場をレジストしている10日MAとなろう。このMAを突破する場合は、1.18台の再上昇が焦点として浮上しよう。1.18台で注視すべきレジスタンスポイントは1.1820前後となろう。このレベルを挟んで21日MAと日足雲の上限が展開している。尚、1.1800にはオプションバリアの攻防が想定される。
ユーロドルチャート
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