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ドル円は上値トライ 豪ドル米ドルは調整の反落を警戒

今回のサマリーです。 米株は堅調地合いを維持。 米ドルは「米ドル安対円安」の戦いで売り買いが交錯。 株高を背景に108.10-30の攻防となる可能性あり。 一方、豪ドルは、対米ドルで一度反落する局面が見られよう。 詳細はマーケットレポートをご覧ください。

Source: Bloomberg Source: Bloomberg

今週のドル円は108.10-30レベルの攻防が焦点

ドル円は107円台を中心にレンジ相場が続いている。

FEDの無制限緩和が導入されて以降、金利が横ばいで推移している状況を考えるならば、今週も株式動向がドル円のトレンドを決定する要因となろう。
特に米株の動向が重要だが、米ドルの調達コストに大きな変動は見られず、低格付け社債の価格はむしろ上昇基調にある。
これらは、投資家の心理が落ち着いていることを示している。
米中リスクがにわかに意識されているが、現在の投資家心理を考えるならば、調整の反落要因とはなっても株安トレンドへ転換する程のインパクトはないだろう。

米株の上昇をベースシナリオと考える場合、ドル円は「米ドル売り対円売り」の戦いが続こう。
インプライドボラティリティ(1週間物)が5%前後で推移している状況も考えるならば、引き続き狭いレンジで売り買いが交錯する展開が予想される。

だが、今週は上値トライを想定しておきたい。
株高による円安圧力が米ドル安を上回る局面が見られることに加え、投機筋のポジション(CFTC)が3.4万枚の水準まで積み上がっているからだ。
後者については円売りを警戒するレベルではないが、昨夏も同じ水準で円売りへ転じた経緯がある。

投機筋の円ポジション

CFTC 投機筋 円ポジション 円ロング

「円安>米ドル安」となる場合、目先の焦点は108.10-30レベルの攻防が焦点となろう。
108.10レベルはフィボナッチ・リトレースメント61.80%の水準にあたる。
一方、108.30台には200日MAが推移している。
また、108.10から108.30にかけてはオファーが並んでいる。

つまりこのゾーンは、テクニカルとオーダー状況の両面で上値を抑制する可能性がある。

一方、下値の焦点は107円台の維持となろう。先月29日は107.06まで下落する局面が見られた。
しかし、長い上ヒゲが示現して107円台を維持することに成功した。107.00レベルの底堅さをあらためて確認できる動きだった。
本日は107.00にビッドが観測されている。

ドル円チャート

USDJPY ドル円 フィボナッチ・リトレースメント

豪ドル相場は調整の反落を警戒

ドル円とは対照的に、リスク選好の流れに乗っているのが豪ドル/米ドル(以下AUDUSD)である。
現状、0.6700が新たなレジスタンスポイントとして意識されている。
また、リスクリバーサル(1週間物)を確認すると、低下傾向にある。
3月9日に0.6700の突破に失敗し、その後0.55台まで一気に下落した経緯も考えるならば、今週のAUDUSDは調整の反落を警戒したい。

このケースでの目先の焦点は0.66台の維持となろう。
0.6600がレジスタンスからサポートへ転換していることが確認される場合、豪ドル相場のブルトレンドの強さを市場関係者に印象付けよう。

なお、0.6700にはオファーが観測されている。

豪ドル/米ドルチャート

AUDUSD 豪ドル米ドル リスクリバーサル

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