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続く米金利にらみの状況

米金利は再び低下基調へ転じています。FEDの緩和スタンスが継続することを意識した展開と思われますが、このまま低下し続ける場合、ドル円には再び下落圧力が高まるでしょう。ドル円のトレンド決定要因となっている米金利は引き続き指標データの内容により上下に振れるでしょう。詳細は今日のマーケットレポートをご参照ください。

Source:Bloomberg Source:Bloomberg

・続く米金利にらみの状況

8月に入るとドル円は下落基調を鮮明にし、現時点での今年安値104.44(8/26)まで下落する局面が見られた。その後急反発し108円台を回復している。端的に言えば直近1カ月半の動向は、約5円下落した後に4円上昇するというジェットコースター相場だった。この動きをけん引してきたのが米長期金利(以下米金利)である。この事実はチャート①が示唆している。2019年に入り株高トレンドに追随できずドル円が下落基調を辿っている事実も考えるならば、ドル円のトレンドは引き続き米金利の動向次第となろう。その米金利だが、直近は再び低下圧力が高まっている。債券先物市場の動向を確認すると、再び米債買い優勢へ転じている。FOMC前後から再び米債買い圧力が高まっている状況を考えるならば、FEDの緩和スタンスが維持されるという思惑が米国債券市場で根強いことを示唆している。よって、目先は1.90%を新たな米金利のキャップ水準と想定。この水準を突破するか、それとも1.4%台を視野に米金利が低下基調へ転じるかは、今後の指標データ次第となろう。それによってドル円のトレンドも左右されよう。
ユーロドルもドル円同様、米金利の動向にトレンドが左右されよう。だが、域内経済の減速とそれを受けたECBの緩和スタンスを考えるならば、目先は1.11前後で上値がレジストされる展開を予想する。詳細なチャートポイントは以下を参照されたし。

【チャート①:ドル円と米長期金利】

USDJPY The US bond yield, treasury ドル円 米10年債利回り 日米10年債利回り格差

・ドル円とユーロドルのチャートポイント

今日は重要な米国イベント(指標データ / 要人発言)は予定されていない。米金利が上下に大きく振れる可能性は低いだろう。よって、ドル円も108.00前後で売り買いが交錯する展開を予想する。上値の焦点は108.50手前の攻防となろう。すぐ下の水準108.42はフィボナッチ・リトレースメント50.00%の水準にあたる。また、108.47レベルがレジスタンスポイントとして意識される可能性がある点にも注意したい。108.50および108.60にはオファーが観測されている。一方、下値の焦点は107.40台の維持となろう。今月11日以降、この水準で相場がサポートされている。107.50にはビッドの観測あり。
ユーロドルも米金利にらみの展開となるだろう。焦点は1.1412(6/25高値)を起点とした短期レジスタンスラインの攻防である。このラインは今週相場をレジストしている1.1085前後で推移している。米金利が低下しても短期レジスタンスラインで反落する可能性を常に意識しておきたい。逆にこのポイントの突破に成功する場合は、1.11を視野に上昇幅が拡大しよう。1.1090から1.1100にかけてはオファーが観測されている。一方、下値の焦点は1.0980の維持で変わらず。1.10から1.0970にかけては断続的にビッドの観測あり。

【チャート②:ドル円】

USDJPY ドル円


【チャート③:ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

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