Zoom株が15%安、割高との見方で 年初から7倍に
1日の米株式市場で米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが15%安で取引を終えた。11月末時点で株価が年初から7倍超となり、割高との見方が出ていることが背景にある。
1日の米株式市場でビデオ会議サービス「Zoom」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が前週末比15%安で取引を終えた。11月末時点で株価が年初から7倍超となり、割高との見方が出ていることが背景にある。
終値は同72.05ドル(15.06%)安の406.31ドル。一時、16%超下げる場面があった。
オッペンハイマーはズームの投資判断を「パフォーム(中立)」とした。目標株価は設定していない。コロナ禍の終えん後、成長が最終的にどの水準で落ち着くかは不確かだとし、2022年1月期下期の業績は前年同期比で厳しくなるだろうと述べた。
モルガン・スタンレーも投資判断を「イコールウェート(中立)」としている。目標株価は350ドルから380ドルに引き上げた。コロナ禍の後、リモートワークやリモート授業の風潮は衰退する可能性があるとの見方を示した。一方、総アドレス可能市場の規模は1000億ドル相当であり、成長の余地は大きいとも述べている。
ズームは11月30日、20年8~10月期の決算を発表。売上高は前年同期の4.7倍の7億7719万ドルで、純利益は同90倍の1億9844万ドルだった。
モーニング・スターは、ズ-ムの経営陣は成長において期待以上のものを届けたとし、クラウドベースのソリューションの簡便さと、有料ライブイベント開催支援の「OnZoom」やアプリ統合機能「Zapps」などの革新的な機能をうまく活用していると述べた。
一方、株価は割高な水準にあると分析。目標株価は176ドルとし、153ドルから上方修正した。
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