Zoomの株価が上場来高値、さらに20%の上昇見込む声も
15日の米国株市場でズームが上場来高値を更新した。14日終値からさらに20%の上値余地があるとの調査会社の分析が支えとなった。ズームは14日に開いた顧客向けの年次イベントで新機能や今後の予定を発表した。
ビデオ会議「Zoom」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が15日の米国株市場で上場来高値を更新した。14日終値からさらに20%の上値余地があるとの調査会社の分析が支えとなった。ズームは14日に開いた顧客向けの年次イベント「ズームトピア(Zoomtopia)」で新機能や今後の予定を発表した。
15日のズームの終値は前日比27.15ドル(5.33%)高の536.40ドル。一時、540.05ドルまで買われ、9月23日に付けた上場来高値を約3週間ぶりに更新した。
バーンスタインは15日付で目標株価を228ドルから611ドルに大幅に引き上げた。新たな目標は14日終値の509.25ドルから20%のアップサイドとなる。
バーンスタインは、ズームにとって「グローバル2000」企業における普及率と売上高を伸ばすための巨大な道筋が存在すると指摘。契約規模が年間10万ドルを上回る企業がこのうちの12%に過ぎない事実を挙げた。
さらに、クラウド電話サービス「Zoom Phone」の潜在的なユーザーベースへの浸透率が約1%にとどまっており、今後数年間で数十億ドルの売上高の増加が見込まれるとした。
また、ズームは向こう1年で16億6000万ドルの経常収入の増分が見込まれると推測し、ズームの運用指標と新製品のリリースについて「ますます強気」になっていると述べた。
バーンスタインはズームの投資判断を「アウトパフォーム」で据え置いた。調査会社ファクトセットによると、バーンスタインの目標株価はウォール街では最も高い。
DAデビッドソンも15日付でズームの目標株価を460ドルから600ドルに引き上げた。バーンスタインと同様、「グローバル2000」企業における成長余地を理由に挙げている。
ファクトセットによると、ズームをカバーしている調査会社のうち9社がズームトピアの後に目標株価を引き上げている。
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