株式CFDの取引方法、株入門
株式市場の仕組みや取引計画の立て方を学ぶ
オンバランスボリューム(OBV)は、過去の出来高に基づいて将来の値動きを予測するテクニカル分析の1つです。株式市場の出来高は株価の値動きに特に大きな影響力を持つため、OBVは主に株取引で用いられています。
出来高とは、ある資産において特定の期間中に売買が成立した数量のことを指します。OBVを使用しているトレーダーは、資産価値の上昇を伴わない急激な出来高の増加によって市場価格の急騰や急落が引き起こされると考えています。
OBVは累積値であり、これは事実上、ある資産の連続的な取引量の合計であることを意味します。OBVは総出来高であり、資産取引量におけるポジティブな変化とマイナスな変化のどちらについても説明することができます。
OBVの簡易な公式は次のとおりです。
OBVの公式を用いた計算方法の例として、次の表を見てみましょう。
終値 | 出来高 | 加算/減算 | オンバランボリューム | |
1日目 | £100 | 10,000 | 10,000 | |
2日目 | £105 | 14,000 | 加算 | 24,000 |
3日目 | £110 | 12,000 | 加算 | 36,000 |
4日目 | £102 | 10,000 | 減算 | 26,000 |
5日目 | £99 | 6000 | 減算 | 20,000 |
6日目 | £120 | 27,000 | 加算 | 47,000 |
7日目 | £117 | 17,000 | 減算 | 30,000 |
8日目 | £114 | 14,000 | 減算 | 16,000 |
9日目 | £110 | 10,000 | 減算 | 6000 |
10日目 | £102 | 8000 | 減算 | -2000 |
1日目、OBVは単純にその日の出来高です。しかし2日目は、終値が1日目よりも高いかどうかを見てOBVを計算します。この場合、2日目には終値が5ポンド上昇しました。そのため、OBVは1日目と2日目の出来高を加算して計算されます。つまり、2日目のOBVは10,000と14,000を足して24,000になります。
また、3日目と比較した4日目のように終値が前日の終値よりも低い場合は、3日目のOBVから4日目の出来高を引きます。つまり、36,000(3日目のOBV)から10,000(4日目の出来高)を引いた26,000が4日目のOBVになります。
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