デルタとは
デルタとは、オプション取引の用語です。原資産の価格の変動に対して、どの程度オプション価格が変化するかを示す指標のことです。ヘッジ比率とも言います。
オプション取引には、コールとプットの2種類があります。どちらを取引するかにより、デルタの数値はプラス、またはマイナスで表記されます。コールオプションの価格は、原資産の価格と順相関の関係にあります。よって、プラスのデルタとなります。一方、プットオプションの価格は、原資産の価格と逆相関の関係にあります。よって、マイナスのデルタとなります。