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ウェルズ・ファーゴ株、割安感から買いとの見方 今週決算発表へ

米長期金利の上昇を受けて注目を集めるのが金融銘柄。その一角であり、今週決算を発表するウェルズ・ファーゴの目標株価をUBSが引き上げた。大手金融セクターにおける割安感を理由に挙げている。

Source: Bloomberg

米長期金利の上昇を受けて注目を集めるのが金融銘柄。その一角であり、今週決算を発表するウェルズ・ファーゴ<WFC>の目標株価をUBSが引き上げた。大手金融セクターにおける割安感を理由に挙げている。

12日の米株式市場でウェルズは前日比0.69ドル(2.09%)高の33.94ドルで終えた。一時、3.85%高の34.52ドルまで買われ、約10カ月ぶりの高値を付けた。

昨年10月29日に52週安値の20.76ドルを付けてからの上昇率は66%を超える。ただ、この1年間では34%超下げている。

対照的に、ウェルズと同様に今週決算を発表するJPモルガン・チェース<JPM>の株価は1年前の水準を2%超上回る。

UBSは12日付のリポートで、ウェルズを大手金融セクターにおける「トップ・ピック(推奨銘柄)」に加えた。ウェルズの株価は足元で大幅に反発しているが、それでも2016年の不祥事以降、同セクターにおいてアンダーパフォームの状態が続いているという。

ウェルズは承諾手続きを経ずに顧客の銀行口座を開設したり、クレジットカードを発行したりする不正な営業の横行が16年に発覚。この問題を巡り、同行は昨年、米司法省と米証券取引委員会(SEC)に制裁金としてそれぞれ約25億ドルと5億ドルの制裁金を支払うことで合意したと明らかにしている。

ウェルズの場合、コストの最適化が機会につながるとUBSは指摘。効率改善と貸倒引当金のわずかな削減が大幅な利益の改善をもたらし得るという。

目標株価を23ドルから41ドルに、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。

FRBによる資産制限

不祥事を受け、米連邦準備理事会(FRB)は18年からウェルズの資産拡大に制限を設けており、17年末の約2兆ドルの規模で凍結している。

資産の上限が引き上げられるタイミングについて、過度に楽観的な見方をしないようUBSは注意を促した。それでもリスク/リワード・プロファイルはリワードに偏っているという。

また、これに先立ち、レイモンド・ジェームズも昨年12月29日付でウェルズの目標株価を32ドルから35ドルに引き上げている。

企業統治の改善により、ウェルズは近い将来、ある一定レベルで攻勢に転じられる可能性があるとした。投資判断は「アウトパフォーム(買い)」で継続した。

ウェルズは15日に20年10~12月期決算を発表する予定。


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