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【ドル円 (USDJPY)】今日の見通しとチャートポイント

先週の重要イベントを受け、米債市場では長期ゾーンの利回りが低下のムードにある。一方、外為市場では米ドル安を調整する動きが続いている。ドル円は米ドル買いにサポートされ、反発している。今日のドル円の見通しとチャートポイントは?詳細はIG為替レポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

※今日のユーロドルの見通しについては、こちらのレポートをご覧ください


サマリー

・米長期ゾーン利回りの上昇が抑制されている
・外為市場では米ドル安を調整する動きが見られる
・日米利回り格差の縮小傾向は、ドル円の上昇幅を抑制する要因に
・本日、注目しておきたい上下のチャートポイントについて


上昇が抑制される米長期ゾーンの利回り

7日の米債市場では、米長期ゾーンの利回りが低下した。

先週のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見と10月雇用統計の内容を受け、10年債利回り(長期金利)は一時4.5%を割り込む状況が見られた。週明けの米債市場では4.66%台まで反発する局面が見られたが、昨日はこの水準付近で上昇が止められ、4.54%台まで低下する局面が見られた。

一方、30年債利回りの反発も限定的となり、昨日は4.706%まで低下する局面が見られた。

外為市場では、先週進行した米ドル安を調整する動きが続いている。しかし、米長期ゾーン利回りの低下基調が続けば、米ドル高の圧力が徐々に後退することが予想される。

米金利のチャート:15分足 11月以降

米金利のチャート:15分足 11月以降 TradingView提供のチャート

ドル円、今日の見通しとチャートポイント

上昇局面でのチャートポイント
米ドル買いにサポートされ、ドル円(USD/JPY)は反発相場の状況にある。昨日は、先週3日の高値150.52レベルを突破する局面が見られた(高値150.69レベル)。

日足のストキャスティクスはゴールデンクロスの状況にある(下の日足チャート、緑枠を参照)。相場の過熱感も見られない。

今日もドル円が反発基調を維持する場合は、先週2日の高値150.93レベルのトライが焦点となろう。

ドル円のチャート:日足 23年7月以降

ドル円のチャート:日足 23年7月以降 TradingView提供のチャートで作成


しかし、上で述べたとおり米長期ゾーン利回りの上昇は抑制されている。

そして日米の利回り格差は10月の下旬以降、縮小のムードにある(下のラインチャート、赤枠を参照)。この状況を考えるならば、ドル円が反発基調を維持しても、上で述べた150.93レベルや151.00レベルで反落する展開を想定しておきたい。ドル円が151円台へ上昇しても、151.73レベルで二度上昇が止められる展開も想定しておきたい(上の日足チャート、赤ラインを参照)。

日米の利回り格差とドル円のチャート:日足 23年3月以降

日米の利回り格差とドル円のチャート:日足 23年3月以降 ブルームバーグのデータで作成


下落局面でのチャートポイント
米金利の低下基調が続く場合は、ドル円(USD/JPY)の下値トライを想定しておきたい。このケースでの最初の焦点は、先週の下落相場を止めた短期サポートラインの攻防である(下の日足チャート、黒矢印を参照)。このラインは今日現在、149.60レベルで推移している。

ドル円が短期サポートラインをトライするシグナルとして、21日線の攻防に注目したい。この移動平均線は今日現在、149.94レベルで推移している(下の日足チャート、青ラインを参照)。150円台を維持できるかどうか?21日線の攻防は、この点を見極める攻防でもある。

ドル円が短期サポートラインを完全に下方ブレイクする場合、次の焦点は149.00レベルのトライとなろう。今日現在、50日線が148.83レベルまで上昇してきている(下の日足チャート、緑ラインを参照)。

ドル円のチャート:日足 23年7月以降(再掲)

ドル円のチャート:日足 23年7月以降(再掲) TradingView提供のチャートで作成

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