原油価格、容易に100ドル超に上昇の可能性も 前米エネ長官
原油価格はいとも容易に1バレル=100ドル、あるいはそれ以上の水準まで上昇する可能性がある。ブルイエット前米エネルギー長官が語った。OPECとその他の主要産油国が供給の水準で合意できていないことが背景にある。
原油価格はいとも容易に1バレル=100ドル、あるいはそれ以上の水準まで上昇する可能性がある。ブルイエット前米エネルギー長官が語った。石油輸出国機構(OPEC)とその他の主要産油国が供給の水準で合意できていないことが背景にある。
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近の8月限は未明に一時76.98ドルまで上昇。6年半ぶりの高値を付けた。しかし、その後は利益確定の売りに押され、前営業日比1.79ドル(2.4%)安の73.37ドルで取引を終えている。
2019年から21年までエネルギー長官を務めたブルイエット氏は6日に米CNBCで、原油価格はいとも容易に100ドル、あるいはそれ以上の水準まで上昇する可能性があると述べた。原油価格が最後に100ドルを付けたのは14年9月。
その一方で、価格はたやすく崩壊し得るとも語った。産油国の間で生産に関する合意が形成できておらず、各国が独自の生産を行えば、価格は急落する可能性があるという。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」は先週の会合で8月以降の協調減産を協議したが結論を出せずに終わった。5日に再協議が予定されたが結局、中止となった。
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