エヌビディアの11~1月期、予想上回るとの見方 24日発表
エヌビディアが24日に20年11~21年1月期の決算を発表する。暗号資産(仮想通貨)のマイニング向けの需要などで業績は市場予想を上回るとの見方が出ている。
画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディア<NVDA>が24日に2020年11~21年1月期の決算を発表する。暗号資産(仮想通貨)のマイニング向けの需要などで業績は市場予想を上回るとの見方が出ている。
エヌビディアは24日の米株式市場での取引終了後に決算を発表する予定。
エヌビディア株は23日、前日比8.55ドル(1.49%)安の565.68ドルで取引を終えている。
サスケハナは21日付のリポートで、消費者の在宅生活が続くなか、ゲーム向けや暗号資産のマイニング向けの需要に後押しされ、GPUの需要が過去最大となったとし、11~1月期の好業績を予想する。
さらに、エヌビディア経営陣が業績を楽観していると指摘。半導体の供給不足について、予想よりも強い需要環境の産物であるとみているという。
サスケハナは新たな目標株価を700ドルとし、従来の625ドルから引き上げた。700ドルはオッペンハイマーと並び、ウォール街で最も高い目標株価となる。投資判断は「ポジティブ」とした。
23日終値を起点にみれば、700ドルまで23.7%の上昇余地がある。
半導体不足は当面継続へ
オッペンハイマーもまた、先週発表したリポートで、エヌビディアの目標株価を600ドルから700ドルに引き上げている。投資判断を「アウトパフォーム(買い)」で継続した。
この中で、11~1月期の売上高は市場予想の48億ドルを上回り、同様に1株あたり利益もコンセンサスの2.81ドルを上回るとみていると述べた。
オッペンハイマーはさらに、半導体の不足は少なくとも5~7月期にかけてまで続くとの見方を示した。
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