ビットコインは1万5000ドルで底入れ、その後数年間横ばいへ—米運用
ビットコインの価格はこの先、さらに下落し、1万5000ドル付近で底入れする可能性がある。米資産運用大手グッゲンハイム・パートナーズが予想した。底入れ後は数年間の横ばい推移を見込んでいる。
暗号資産（仮想通貨）のビットコインの価格はこの先、さらに下落し、1万5000ドル付近で底入れする可能性がある。米資産運用大手グッゲンハイム・パートナーズが予想した。底入れ後は数年間の横ばい推移を見込んでいる。
グッゲンハイムの投資責任者は25日に米CNBCで、過去1年間にみられたビットコインの急騰の理由の1つとして米連邦準備理事会（FRB）が流動性の供給を増やしたことを指摘。そのFRBは今月開催した米連邦公開市場委員会（FOMC）で、2023年中にゼロ金利政策を解除する方針を示した。
テクニカル的には実際の底値は1万ドルになるが、これはやや行き過ぎの感があるため1万5000ドルと言っていると投資責任者は述べた。
ビットコインは底入れ後も数年間、横ばいで推移する可能性があり、投資家は今すぐにビットコインに投資する必要性は低いとした。
グッゲンハイムはこれまで米メディアに対し、ファンダメンタルズ分析に基づけばビットコインは長期的に40万～60万ドルを目指すと語っている。
ビットコインは4月14日に6万4000ドル超の過去最高値を付けた。しかし、その後ピークの半値以下まで下落。今月22日に一時3万ドルを下回った。足元では3万4000ドル付近で推移している。
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