アマゾン、プライムデーの6月への前倒し検討との報道 秋に2度目のセールも
アマゾン・ドット・コムがオンライン通販の恒例セール「プライムデー」の開催日の6月への前倒しを検討していると伝わった。また、秋に2度目のセールを行うかもしれないという。
アマゾン・ドット・コム<AMZN>がオンライン通販の恒例セール「プライムデー」の開催日の6月への前倒しを検討していると伝わった。また、秋に2度目のセールを行うかもしれないという。
テクノロジーニュースサイトのリコードが8日、社内外の複数の関係者の話として報じた。それによると、アマゾンはプライムデーを6月中旬もしくは下旬に開催する可能性がある。
今年のプライムデーの開催日について、これまでのところアマゾンからの発表はない。
プライムデーはアマゾンの有料会員向けの特売イベント。夏場の需要の喚起を目的に、2015年から19年まで毎年7月に世界で開催している。11月の感謝祭直後のブラックフライデーを上回るアマゾンの年間で最も売り上げの大きいイベントに成長した。
新型コロナウイルスの感染拡大で7月の実施が困難となった20年は10月13日と14日に開催した。
19年のプライムデーの売上高は約71億ドルだった。20年については明らかにしていない。
プライムデー6月開催の理由
アマゾンが従来の7月ではなく6月にプライムデーを開催する理由について、コロナ禍でのロックダウン(都市封鎖)を背景にネット通販の需要が急増した20年4~6月期との業績比較をより有利にするため、4~6月期の売上高を押し上げたいとの経営陣の意向があると関係者は推測している。
20年4~6月期決算は売上高が前年同期比40%増の889億1200万ドル、純利益は2倍の52億4300万ドル。
8日の米株式市場でアマゾンは前日比19.91ドル(0.61%)高の3299.30ドルで取引を終えた。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。