豪ドル·円が高値を維持 緊急事態宣言検討で円買いでも
豪ドルの対円相場が年末、19年4月以来の高値を付け、年明け後も引き続き高値圏で推移している。4日は日本政府が首都圏に緊急事態宣言の再発令を検討していると伝わり、円に対して一時リスク回避の買いが入った。
豪ドルの対円相場が年末、2019年4月以来の高値を付け、年明け後も引き続き高値圏で推移している。この日は日本政府が首都圏に緊急事態宣言の再発令を検討していると伝わり、日経平均株価が急落する一方、円に対して一時リスク回避の買いが入った。
豪ドルの対円相場は日本時間12月31日夜に79.78円付近まで上昇した。鉄鉱石などのコモディティ価格の上昇に支えられた。
4日は朝方に一時、79.15円付近まで軟化。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、菅義偉首相が首都圏1都3県に緊急事態宣言を再発令する方向で調整に入っており、午前11時の年頭の記者会見でこれを明言すると一部メディアが報じ、豪ドル売り・円買いがみられた。
注目された中国の経済指標の影響は限定的。午前10時45分に財新とマークイットが発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.0となり、景気改善・悪化の分岐点となる50を上回った一方、市場予想の54.7を下回った。
原材料価格の大幅な上昇よるコスト圧力の高まりが12月のPMI低下の背景。11月の54.9も下回った。
豪ドルの対米ドル相場は12月31日に0.7740米ドル台に乗せ、18年4月以来の高値を付けた。その後は0.77米ドルの節目付近でもち合いとなっている。
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