グロース株に再び脚光、インフレ懸念は行き過ぎ キャシー・ウッド氏
著名投資家キャシー・ウッド氏は、グロース株からバリュー株へのシフトは終わりに近いとし、投資家の関心は再びグロース株に集まる可能性があるとの考えを明らかにした。インフレ懸念は行き過ぎているという。
著名投資家キャシー・ウッド氏は、今年に入ってからのグロース株からバリュー株へのシフトは終わりに近いとし、投資家の関心は再びグロース株に集まる可能性があるとの考えを明らかにした。インフレ懸念は行き過ぎているという。
同氏が率いる米資産運用会社アーク・インベストメントが8日開催したウェビナーで語った。
ウッド氏はインフレ懸念について、誇張されている兆候が見え始めていると指摘。銅価格が5月に更新した過去最高値からほぼ10%下落し、木材価格も5月に付けた最高値から30%近く下げていると述べた。
また、米10年物国債利回りについても3月30日に付けた直近のピークから0.25%程度低下していると語った。
8日の米株式市場でアークのアクティブ運用ファンド「アーク・イノベーションETF」<ARKK>は0.44ドル(0.39%)高の113.13ドルで取引を終えた。2月の高値を約30%下回る水準だ。
ウッド氏は、アークのポートフォリオは向こう5年で3倍超になる可能性があると述べた。
一方、1月下旬以降のミーム株の価格変動の背景にあるオンライン掲示板「レディット」については、取引のアイデアを得ることはないとした一方、アークの保有銘柄に関して投資家同士がチャットしていないかを監視していると語った。
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