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ドル円は日本株にらみ ユーロドルはレンジ相場を想定

Market Summary
26日の外為市場は海外勢不在により大きな値動きは見られなかった。ドル円は東京時間に安値109.99を付けたが、その後は買戻し優勢となり110.36まで反発する局面が見られた。クロス円も先週からの円高の流れを引き継ぐ展開に。特に対豪ドルに対して円高が進行し、安値77.47と2016年11月9日以来の水準まで円高が進行する局面が見られた。一方、ユーロドルは1.14台の売り圧力に押される展開が継続。米ドル安にサポートされるもユーロ買い需要が高まらず1.1428で上値がレジストされた。一方、21日MAでは底堅さを維持した。

Market Analysis
本日も海外勢不在により外為市場はレンジでの攻防を想定している。25日のレポート「ドル円110円トライを警戒」で指摘したとおり、昨日は109.99まで下落する局面が見られた。下押し圧力の主因は世界的な株安にある。本日注視すべきは日本株の動向となろう。日経平均とTOPIXの先物はプラスで推移。行き過ぎた下落の調整相場となれば、ドル円は110円台を維持する展開を想定したい。だが、2017年以降株高のけん引役を担ってきた米株だが、そのボラティリティ(VIX)は今年前半のリスク回避局面時の水準(36ポイント台)まで急上昇している。それに伴い米長期金利にも低下圧力が高まっている。米国市場のリスク回避相場が続く限りドル円の反発は限定的と想定したい。プロジェクションで戻り高値を探ると、現状23.60%の水準で上値がレジストされていることがわかる。38.20%のレベルにはオファーが観測されており、50.00%の水準は短期レジスタンスラインとクロスしている。昨日安値から最大で1円戻すと想定する場合は61.80%の水準とぶつかる。本日は各プロジェクションでの攻防を確認しながら戻り高値を探る展開となろう。一方、下値の焦点は、引き続き110.00の攻防となろう。日本株が続落する場合、109円台の攻防シフトを警戒したい。反転ポイントとして注視すべきは8月21日安値109.76となろう。上の水準109.80にはビッドが観測されている。109.76をも下方ブレイクする場合は109円台の維持が次の焦点として浮上しよう。6月上旬に相場をサポートした109.20レベルを下抜ける展開となれば、109.00トライを警戒したい。このレベルにもビッドの観測あり。

一方、ユーロドルは引き続き1.1300-1.1500のレンジ相場を想定している。米ドル売りのみの上昇では1.14ミドルレベルでの反落リスクを常に警戒すべきだろう。1.1450にはオファーが観測されている。また、1.1470から1.1490にかけてもオファーの観測あり。一方、21日MA前後では反発を想定したい。このMAを下方ブレイクしても1.13台の維持を想定している。昨日相場をサポートした1.1350にはビッドが観測されている。また、1.1330から1.1300にかけてもビッドの観測あり。

【チャート1:ドル円】

USDJPY ドル円

【チャート2:ユーロドル】

ユーロドル EURUSD

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