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米ドル安継続を想定

Overview

27日の外為市場は、資源国&新興国通貨買い圧力が強まった。NY原油先物は小反落したものの、59ドル台を維持。一方、ロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月先物は2014年以来の高値1トン=7210ドルを付け、NY金も続伸基調を維持したことで外為市場ではカナダドル、豪ドル、メキシコペソ、チリペソそして南アランドといった通貨が対ドルで上昇した。一方、ユーロドルも米独利回り格差の縮小を背景に1.1910まで上昇する局面が見られた。ドル円は113円前半で売り買い交錯相場となった。
米国株式は主要3指数が上昇した。だが、年末相場で動意は薄く上昇幅は限られた。NY原油先物2月限は利益確定売りに圧され、前日比0.33ドル安の1バレル=59.64と小反落。一方、NY金先物2 月限は外為市場での米ドル安が意識され、前日比3.9ドル高の1トロイオンス=1291.4と5日続伸の展開に。一時1293ドル付近と、11月29日以来となる高値水準まで上昇する局面が見られた。

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Analyst's view

2.50%の水準が米長期金利の新たな抑制水準として意識され始めている。27日は、米独と日米の利回り格差が縮小したことでユーロドルは上昇し、ドル円は上値の重い展開となった(チャート①参照)。これらの動向は、米長期金利のトレンドが両通貨ペアの方向性に大きな影響を与えることを示唆している。2.50%突破には良好な指標データ、特にインフレ関連のそれらを確認する必要がある。本日は新規失業保険申請件数と12月のシカゴ購買部協会景気指数が発表されるが、市場の焦点は来週以降の重要指標データにシフトしている。よって、年内の米長期金利は2.50%以下での推移が想定される。外為市場では、引き続き米ドル安優勢の展開を想定したい。

ドル円の焦点は、短期レジスタンスラインでの攻防で変わらず。114.73-113.74ライン(チャート②/白ライン)は突破する局面が見られるものの、114.73-113.63ライン(チャート②/黄ライン)で上値がレジストされている。米長期金利が抑制状態にある点を考えるならば、後者の短期レジスタンスラインをローソク足の実体ベースで完全に突破するのは来週以降の可能性が高い。だが、世界的な株高トレンドが継続し国際商品市況も堅調に推移していることを考えるならば、レジスタンスラインで反落しても、下値の攻防分岐である日足転換線でサポートされる展開を想定したい。ドル円のテクニカルポイントはチャート②を参照されたし。一方、ユーロドルは昨日、直近安値1.1716からの76.40%戻しの突破に成功する局面が見られた。リスクリバーサル(1W / 1M/ 2M)もユーロ相場の堅調地合いを示唆している。米長期金利が抑制状態を保つ可能性を考えるならば、本日の焦点は現時点での12月高値1.1940および11月高値1.1960のトライとなろう。これらのゾーンでは断続的にオファーが観測されている。一方、下値の焦点は日足基準線もしくは21日MAの維持となろう。ユーロドルのテクニカルポイントはチャート③を参照されたし。


【チャート①:利回り格差とユーロドル / ドル円の動向】

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【チャート②:ドル円】

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【チャート③:ユーロドル】

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