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ドル円とユーロドル それぞれの焦点

Market Summary
昨日海外時間の外為市場は、ユーロ売り優勢の展開となった。年前半は冴えない指標データが散見され、それに伴い米欧金融政策のコントラストが鮮明となる中、昨日はイタリアの政治混迷も意識されユーロドルは1.19台を完全に下方ブレイク。安値1.1836を付ける局面が見られた。ユーロ円も先月25日からの下落トレンドが続き、安値129.22と3月26日以来の水準まで下落した。一方、ドル円は109円を挟んでのこう着状態が続いた。
米株は売り買いが交錯した。米国によるイラン核合意の離脱が嫌気され下落する局面が見られたが、終盤にかけては下落幅を縮小。ダウ平均とナスダック総合は小幅に続伸して終了した。NY原油先物6月限は、米国によるイラン核合意の破棄が相場のかく乱要因となった。また、利益確定売りも合わさり前日比1.67ドル安の1バレル=69.06と反落して終了した。一方、NY金先物6 月限は米ドル高が嫌気され、前日比0.4ドル安の1トロイオンス=1,313.70と小幅に続落した。

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Market Analysis
米国のトランプ政権は、2015年に締結されたイラン核合意からの離脱を表明した。イランに対する制裁については90日または180日の猶予がある(ムニューシン米財務長官)とのことだが、シリアやイエメンに対するイランの影響力とロシアの存在を考えるならば、今回の米国サイドの決断は中東の政治リスクを高める要因であり、そのリスクは原油高要因(=供給懸念要因)として今後市場で意識される公算が高い。この点を示唆しているのが米債券市場である。昨日の原油先物相場は前日比2%超下落したが、米長期金利は2.987%まで上昇する局面が見られた。4月の平均時給が市場予想を下回って尚、米長期金利が3.0%の水準を視野に高止まりしている状況は、原油高に伴うインフレの上昇を米債券市場が敏感に感じ取っているからだろう。米ドル相場と金利間では従来の相関関係が回復している。この関係に再び変化が見られない限り「原油価格の高止まり→米長期金利の高止まり」の状況が米ドル相場のサポート要因となろう。ドルインデックスは、リトレースメント38.20% 94.20を視野に上昇基調を維持している(チャート①参照)。

本日は、日本時間10日午前2時に米10年債の入札が予定されている。結果次第で米長期金利が動く可能性はあるが、明日に4月CPIの発表を控えている点を考えるならば大きく変動する可能性は低い。よって、本日のドル円はレンジ相場を想定。テクニカル面では104.55を起点とした短期サポートラインの攻防が焦点となろう。このラインを維持する場合、日足転換線とプロジェクション23.60%が展開している109.35レベルの攻防が注目される。一方、株式市場での利益確定売りや10年債の入札結果を受け米長期金利が低下する場合、サポートラインの下方ブレイクを想定したい。この場合、108円ミドルの維持が焦点となろう。108.50にはビッドが観測されている。株式市場がリスク回避相場へ転じない限り、21日MAは維持する可能性が高い。一方、ユーロドルはプロジェクション161.80%の攻防に注目したい。3日続落後は買戻しが入るパターンが見られる。よって、本日は反発を想定し、1.19台をすぐに回復できるかどうかを確認したい。一方、プロジェクション161.80%の下方ブレイクは、1.18トライのシグナルと想定したい。1.1800にはビッドの観測あり。

【チャート①:ドルインデックス】

DXY Dollar index ドルインデックス

【チャート②:ドル円】

ドル円 USDJPY

【チャート③:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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