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リスク選好相場もドル円はレンジ相場継続を想定

Market Summary
昨日海外時間の外為市場は、ユーロの売り買いが交錯する展開となった。独指標データが市場予想を下回ったことが材料視され、欧州タイム序盤はユーロ高を調整する動きが強まった。フィボナッチ・プロジェクション61.80%で上値がレジストされたユーロドルは1.2335までユーロ安が進行。調整一巡後は再びユーロを買い戻す動きが強まり、NYタイム後半に1.2375レベルまで反発した。ドル円は107円を挟んでのレンジ相場が継続した。
米株は主要3指数がそろって上昇。良好な四半期決算が相場のサポート要因となり、S&P500指数は先月22日に上値を抑制した100日MAの上方ブレイクに成功。一時2713.34と3月21日以来の水準まで上昇する局面が見られた。ハイテクセクターの業績期待も株高圧力を高め、ナスダック総合株価指数も前日比124.814ポイント高の7281.099と約1か月ぶりの高値水準まで上昇した。NY原油先物5月限は協調減産の延長期待やイラン情勢の不透明感を背景に、前日比0.30ドル高の1バレル=66.52と小幅に反発。一方、NY金先物6 月限はリスク選好相場を受け、前日比1.2ドル安の1トロイオンス=1349.5と3営業日ぶりに反落した。

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Market Analysis
米株は良好な四半期決算を背景にリスク選好相場となっている。ハイテクセクターが再び株高のけん引役となり、S&P500指数は100日MAの突破に成功した(チャート①)。米長期金利も緩やかな上昇トレンドを形成している現在の状況は、投資家がリスクを取りやすい相場環境であることを示唆している。ドル円は、4月以降サポートラインとして意識されてきた日足転換線を下方ブレイクした。しかし、リスク選好相場が続く限り、円高圧力が高まる可能性は低い。よって、106円台で買戻しが入る展開が継続しよう。テクニカル面では106円ミドルまで上昇してきた21日MAの攻防が焦点だが、106.50-60レベルにはビッドが観測されている。また、106.00にも同様にビッドの観測あり。ドル円のテクニカルポイントはチャート②を参照されたし。

だが、底堅さを維持してもユーロドルがレンジ相場を維持する限りドル円の108円トライは近くて遠い。そのユーロドルだが、昨日は見事にフィボナッチ・プロジェクション61.80%で上値がレジストされた。ローソク足も上下に長い上ヒゲが示現しての陰のコマ。1.24レベルでの上値追いに市場の気迷いが見て取れる。だが、日足転換線を下方ブレイクしない限り、レンジ相場が継続しよう。リスクリバーサル(1W)に大きな変動が見られないことも考えるならば、本日も売り買い交錯相場を想定したい。昨日はウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁とエバンス・シカゴ連銀総裁がインフレ見通しについて楽観的な見方を示した。前日にはカプラン・ダラス連銀総裁が失業率が3.7%まで低下する見通しを示し、またダドリー・NY連銀総裁は今年3-4回の利上げの公算ありと示唆。株高基調に加えFEDスピーカー達の強気発言を受けて尚、米長期金利が2.8%前後で緩やかな上昇基調にある点もユーロドルのレンジ相場形成の一因となろう。ユーロドルのテクニカルポイントはチャート③を参照されたし。

【チャート①:米長期金利とS&P500指数】

S&P500 米10年債利回り

【チャート②:ドル円】

ドル円 USDJPY

【チャート③:ユーロドル】

EURUSD ユーロドル

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