S&P500種、さらに20%上昇も 株式のオーバーウェイト維持─JPモルガン
S&P500種株価指数は足元の水準からさらに20%上昇する可能性があり、株式の配分をオーバーウェイトで維持するべきとJPモルガンはみている。
S&P500種株価指数は足元の水準からさらに20%上昇する可能性があり、株式の配分をオーバーウェイトで維持するべきとJPモルガンはみている。
JPモルガンの4日付のリポートをマーケッツ・インサイダーなどが伝えた。それによると、債券やキャッシュに対して株式や商品をオーバーウェイトで維持するべきとしている。
個人投資家の衝動的な株式購入のペース減速はリスクであるとする一方、自行モデルにおいて株式のオーバーウェイトを削減することには消極的という。
同行によると、世界のノンバンク投資家の株式の配分(インプライド・ベース)は現在、43.8%。2018年1月に記録したリーマン・ショック後の最高水準の47.6%をまだ大幅に下回ると指摘する。
その上で、株式の配分を現行水準からリーマン後の水準にまで引き上げるのに必要な上昇率は、MSCIオールカントリーワールドインデックスの場合は23%。S&P500種株価指数ではさらに高い上昇率が必要だと説明した。
同行は株式の強気相場はまだ終わっていないとし、ゲームストップ<GME>やAMCエンターテインメント<AMC>といった株式における先週の大がかりなショートスクイーズの只中でポートフォリオのリスクを軽減させた機関投資家が、個人投資家の力の後退を補完するとみている。
S&P500種株価指数は週間ベースで先週は3.3%下げたが、今週は4日までに4.2%上昇している。4日は過去最高値の3871.74で取引を終えた。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。