コンテンツにスキップする

外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

Trading charts

為替チャートの見方

為替チャートの見方を理解しておくことは、FX初心者にとって大切な最初のステップです。ここでは、為替チャートの主なタイプや読み方などについて解説します。

新規口座開設に関するお問い合わせはこちらのフリーダイヤル0120-965-915(受付時間: 平日9:00~18:00) もしくは sales.jp@ig.comへお申し付けください

お問い合わせ:0120-965-915

新規口座開設に関するお問い合わせはこちらのフリーダイヤル0120-965-915(受付時間: 平日9:00~18:00) もしくは sales.jp@ig.comへお申し付けください

お問い合わせ:0120-965-915

為替チャート(FXチャート)とは?

為替チャートとは、ある通貨の価格が別の通貨に対して、時間の経過とともにどのように変化したかを示すグラフのことです。通貨ペアの価格はグラフ上の垂直のY軸、時間は水平のX軸に表示されます。


IG証券の取引システムでは、チャートに表示するデータ区分のタイムフレームを秒単位から月単位まで自由に選択することができます。

FXチャートの読み方

FXチャートの見方を理解することで、リスクを抑えつつ取引で成功する可能性を高めることができます。

ここでは、以下の米ドル/円のチャートを例に解説します。チャートから読み取れる情報は、以下のとおりです。

  • 通貨ペア:最初に基軸通貨(米ドル)を示し、次に決済通貨(日本円)を示します。
  • 価格:基軸通貨に対する決済通貨の価格(1米ドルを購入するために必要な円)が、Y軸に表示されます。
  • タイムフレーム:チャートの期間がX軸に表示されます。表示させる期間は取引システム上で変更ができます。
基軸通貨(通貨ペアの左側)としての米ドルと、決済通貨(通貨ペアの右側)の円を表した通貨ペアの図

FXチャートのピップスとは

FXチャートのピップスは通貨ペアの価格変動幅を表す共通単位のことです。例えば、ドル円(USD/JPY)を取引する場合、1ピップは0.01となります。ドル円の価格が140.00円から140.01円に変動した場合、上昇した0.01円の価値が1ピップということになります。

1ピップは通貨ペアにより異なります。例えば、英ポンド/米ドルの価格が1.4190から1.4191に変動した場合、米ドルの価値である0.0001の上昇は1ピップを表します。

ピップスについて詳しくはこちら

FXチャートのタイムフレーム

通貨ペアの現在の価格や直近の値動きをさまざまなタイムフレームで表示することによって、時間の経過とともに価格がどのように変化したかを確認することができます。表示する期間はティック、秒、分、時間、日、週、月などから自由に選択可能です。

FXチャートのタイプ

ご自身の好みや表示するデータの細かさによって、利用するチャートの種類が変わってきます。一般的なチャートの種類には、ローソク足、平均足、バーチャート(HLOC)、ラインチャート、などがあり、それぞれ見方が異なります。それぞれのチャートについて詳しく解説します。

ローソク足チャート

ローソク足チャートは、ローソクに似た細長い棒で価格の情報を表します。

1米ドルを購入するために必要な円を示す図。1米ドルあたり146.123円 と示されている。

それぞれのローソク足には、選択した期間の値動きが表示されます。例えば、15分のタイムフレーム(15分足)では、チャート上の各ローソク足が15分間ごとの価格の推移を表します。なお、チャートの右端にあるローソク足だけは例外で、現在の時刻を含む15分間の価格が表示されます。

緑色のローソク足は、その通貨ペアが一定期間に上昇し、始値よりも高い価格で終値を付けたことを意味します。一方で、赤いローソク足は、その通貨ペアの価格が下落し、始値よりも低い価格で終値を付けたことを示します。

各ローソク足からは、次の情報を読み取ることができます。

  • 始値 – その期間が開始した時の価格
  • 終値 – その期間が終了した時の価格
  • 高値 – その期間中で提示された最も高い価格
  • 安値 – その期間中で提示された最も低い価格
緑の強気のローソク足と赤の弱気のローソク足を示す図

ローソク足で示された4つの価格の関係は、市場の状況を形成する要因や、買い手と売り手のどちらが相場を動かしているかなど、多くの情報を読み解くヒントになります。

ローソク足の見方

実体が長いローソク足を示す図

実体(塗りつぶされた長方形の部分)が長い緑色のローソク足は買い圧力が強いことを示し、赤色のローソク足は売り圧力が強いことを示します。

上ヒゲが長く実体が短い赤色のローソク足と、下ヒゲが長く実体が短い緑色のローソク足を示す図

また、長いヒゲ(実体の上下に伸びる線)と短い実体を持つローソク足は、買いまたは売りのどちらか一方向に強い圧力があったものの、その期間が終わる前に価格が押し戻されたことを示します。

十字線

始値と終値が等しい(あるいは非常に近い)場合、黒い十字線が形成されます。この線は、買い手も売り手の圧力が拮抗するなどして、いずれも価格変動に対して影響力を持たず、市場に方向性がない状態を示します。

2本のローソク足の間にある十字線を示す図

十字線を単独で見ると、あまり重要ではない中立的なパターンと言えます。しかし、十字線が上昇トレンド、または下落トレンドの中で形成される場合は、トレンドの反転が進行している可能性があります。チャートパターンの詳細については、IGアカデミーを参照してください。

平均足

平均足チャートは、ローソク足チャートとよく似ています。このチャートは、一定期間における価格の平均と、その変化(上昇または下落)を表します。実体が長い緑色のローソク足は平均価格の大幅な上昇を示し、赤色のものは平均価格の大幅な下落を示します。

Trading Chart Indicators

平均足チャートは通常のローソク足チャートのように見えますが、大きく異なる点があります。例えば、正確な価格ではなく一般的なトレンドを示し、ローソク足よりもチャートが滑らかになる傾向があります。また、平均足の始値は前の平均足の中点であり、平均足の終値はその期間の平均価格を示します。

バーチャート(HLOCチャート)

バーチャート(High・Low・Open・Closeの略でHLOCチャートとも呼ばれる)は、ローソク足チャートと同じ指標ですが、表示方法が異なります。

  • 始値は、垂直線の左側に出た横線
  • 終値は、垂直線の右側に出た横線
  • 高値は、垂直線の一番上
  • 安値は、垂直線の一番下
緑色の強気のバーチャートと、赤色の弱気のバーを示す図

通貨ペアの価格が一定期間に上昇し、始値よりも高い価格で終値を付けた場合、バーチャートは緑色になります。反対に、通貨ペアの価格が一定期間に下落し、始値よりも低い価格で終値を付けた場合は赤色になります。なお、始値と終値が等しい場合は、十字線が形成されます。

ラインチャート

連続する終値の点を線で結んだラインチャートは、選択した期間(1時間など)の終値のみを示しています。

日本225種株価指数の値動きを示すラインチャート

ラインチャートは、その期間の高値や安値、始値を示すものではないため、非常にシンプルです。そのため、長期的なトレンドを評価する目的ではラインチャートを使用するのも効果的だといえます。短期的な取引パターンほどさまざまな指標を考慮する必要がないためです。

山型(マウンテンチャート)

山型チャートではラインチャートと同じ指標が表示されますが、ラインの下の領域が影付きで表示されるため、シルエットが山のように見えます。ラインチャートと同じく各期間の高値や安値、始値は表示されず、長期的なトレンドを評価するために使用されます。

日本225種株価指数の値動きを示す山型チャート

FXのテクニカル指標とは

IG証券の取引システムでは、テクニカル分析に使えるさまざまな指標を準備しております。移動平均線やボリンジャー・バンドなどのテクニカル指標は、市場のシグナルやトレンドを察知するために役立ちます。取引計画や意思決定の検討材料の1つとして、ぜひ活用してみてください。

ここでは、FXの取引で使用される一般的なテクニカル指標を紹介します。

1. 移動平均線

移動平均線(MA)は、「単純移動平均線(SMA)」とも呼ばれ、現在の価格トレンドが上下のどちらに向かっているかを判断するのに役立ちます。さらに、トレンドの強さやサポート・レジスタンスの水準によって、トレンドの反転が差し迫っているかを見つけるためにも使用します。チャートには、短期・中期・長期の移動平均線を追加することができます

2. RSI(相対力指数)

RSI(相対力指数)は、市場が動くであろう方向を示すインジケーターです。相対力指数は0から100までの間で表されますが、サポートとレジスタンスの水準は30と70に設定されています。一般的には、相対力指数が30付近では売られすぎ(上昇の可能性がある)、70付近では買われすぎ(下落トレンドの可能性がある)と考えられています。

3. スローストキャスティクス

スローストキャスティクスは、相対力指数と同様に、モメンタムとトレンドの強さを追跡することで売られすぎまたは買われすぎの状況を発見できます。価格が反転する可能性は、0から100までの範囲内で推移します。一般的には、20未満の数値は売られすぎ、80以上の数値は買われすぎと判断されます。

4. MACD(マックディー)

MACD(マックディー・移動平均収束拡散手法)は、2つの移動平均線を比較して、モメンタムの変動を検出します。MACDを使用することにより、有益な売買機会を示す可能性のあるサポートとレジスタンスの水準を見つけやすくなります。収束とは、移動平均線が互いに近づき、モメンタムが減少していることを意味します。一方で、ダイバージェンスとは、移動平均線が互いに離れ、モメンタムが増加していることを意味します。

FXを始める方法

IG証券の取引システムでは、FXチャートを無料で使用することができます。チャートから直接ポジションを保有することも可能です。まずは使い方を試したいという方は、無料でご登録いただけるデモ口座でもおすすめです。

口座開設方法

FX取引を始めるには、以下の手順でライブ口座を開設します。

  1. 口座開設フォームに入力する:ご住所、お名前など基本情報のほか、取引に関するお客さまの知識を簡単にお伺いします。
  2. 本人確認・マイナンバー記載の書類のご提出:スマートフォンから顔認証で本人確認をする方法と、IG証券からの郵送物を受け取ることで本人確認をする方法からお選びいただけます。くわしくはこちらのページをご覧ください
  3. 口座開設完了:IG証券から口座開設完了のメールを受信(スマートフォンで顔認証を行った場合)、または口座の有効化が完了したら、いよいよ取引開始。入金した口座からは、お好きなときに手軽にお金を引き出せます。入金を行い、FX取引を始めましょう。

こちらのコンテンツもおすすめです

FXを始める前に知っておきたい基礎知識を、初心者にもわかりやすくまとめました。

FXのデイトレードとその戦略について紹介します。

リスク許容度に合わせてオプション料を選択できる画期的な金融商品です。