金価格、21年平均は1800ドルとシティ予想 年内はレンジ相場に
金価格は年内はおおむね1トロイオンス=1700ドルから1900ドルのレンジにとどまる可能性がある。シティが予想した。2021年の平均価格は1800ドルになるとみている。
金価格は年内はおおむね1トロイオンス=1700ドルから1900ドルのレンジにとどまる可能性がある。シティのアナリストが予想した。2021年の平均価格は1800ドルになるとみている。
金のリスク要因として、米連邦準備理事会(FRB)による年内の量的緩和のテーパリング、ならびに22年または23年の政策金利引き上げ開始を見込んだ金利取引を挙げた。ドル高につながるためだ。
また今年の10年債利回りの上昇も、金利の付かない資産である金にとって逆風になっているという。
加えてコロナワクチンの普及に基づくリフレ期待は、リスク資産でもある原油、あるいは銅などのコモディティ(商品)への資金流入を促進させている一方、金にとってはマイナスに作用していると指摘した。
FRBは7日、3月16~17日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。参加者は総じて物価上昇は一時的との認識を示しており、また資産購入による大規模な金融緩和が経済を支えているとみている。長期金利の上昇については、経済見通しの改善を反映しているとの見方だ。
参加者はまた、最大雇用と物価安定の目標に向けた進展があるまでしばらく時間を要するとし、その時まで少なくとも現在のペースで資産購入を続けるとしている。
7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月限は、前日比1.4ドル(0.1%)安の1741.6ドルで取引を終えた。
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