オンコリスが一時26%高、英国型変異株に有効なコロナ薬を共同開発
21日の株式市場で創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマが急伸。英国型やブラジル型の新型コロナ変異ウイルスに対する有効性が薬理試験で確認された治療薬を新日本科学と共同開発すると発表したことが材料視されている。
21日の株式市場で創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマ<4588>が急伸。英国型やブラジル型の新型コロナ変異ウイルスに対する有効性が薬理試験で確認された治療薬を新日本科学<2395>と共同開発すると発表したことが材料視されている。
マザーズに上場するオンコリスは午後2時26分現在、前日比200円(18.98%)高の1254円で推移している。一時、26.19%高の1330円まで上昇し、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
20日の取引終了後に発表したリリースによると、開発中の新型コロナ感染症治療薬「OBP-2011」における新日本科学との共同開発は、主要な薬理試験や薬物動態試験、安全性試験などを含む前臨床試験のスピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することを目的とする。
新日本科学は前臨床・臨床試験の実施支援をはじめとした医薬品開発関連事業を手掛ける。オンコリスは2022年上期には前臨床試験を完了させたい意向で、その後直ちに治験届を提出するという。
OBP-2011は、新型コロナ感染症の発症初期に対する経口治療薬を目指しており、現在までに行われた探索的な薬物動態試験や安全性試験で経口吸収性が認められている。
また、オンコリスは岩城製薬とOBP-2011の原薬のGMP製造を委託することで基本合意したという。
21年12月期業績に対する影響は軽微としている。
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