パランティア目標株価をゴールドマンが2倍超上げ 持続的な増収見込む
ビッグデータ解析を手掛ける米パランティア・テクノロジーズの目標株価をゴールドマンが大幅に引き上げた。持続的な増収が期待できるとしている。
ビッグデータ解析を手掛ける米パランティア・テクノロジーズ<PLTR>の目標株価をゴールドマン・サックスが大幅に引き上げた。持続的な増収が期待できるとしている。
17日の米株式市場でパランティアは前日比0.76ドル(2.73%)安の27.08ドルで取引を終えた。
ゴールドマンはパランティアの目標株価を13ドルから34ドルに2倍以上引き上げ、投資判断を「買い」とした。
パランティアが16日の2020年10~12月期の決算発表で、25年までに年間売上高が40億ドルを突破するとの見通しを示したことについてゴールドマンは、20年度以降の5年間の年間平均成長率が30%になるとし、勇気づけられる内容だとした。
20年通期の売上高は47%増だった。
パランティアが今月8日にIBMと人工知能(AI)の分野で提携すると発表したことについて、ゴールドマンは現時点で比較的少数の企業顧客を増やすのに役立つはずとの見方を示した。
パランティアは米政府との契約が多く、昨年12月には米食品医薬品局(FDA)との大口契約の獲得が伝わった。10~12月期は政府向け売り上げが85%増だった一方、企業向けの売り上げは4%増だった。
21年度増収率見通し、市場予想に届かず
目先について、パランティアは21年1~3月期に45%の増収を見込む。21年度通期については従来と同様に30%超の伸びを予想した。
一方、21年度通期の増収率見通しが市場予想を下回ったとして、16日の株式市場で株価は前営業日比13%安となった。
パランティアは03年にペイパル創業者のピーター・ティール氏によって設立され、昨年9月にニューヨーク証券取引所に上場した。
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