シェイクシャック株に33%の上値余地 コロナ後の都市回帰が業績支援へ—調査
シェイクシャックの業績がコロナ禍後の都市への回帰の動きにより押し上げられる可能性がある。ウェドブッシュが分析した。株価は現行水準から33%超の上値余地があるという。
ハンバーガーチェーンの米シェイクシャック<SHAK>の業績がコロナ禍後の都市への回帰の動きにより押し上げられる可能性がある。ウェドブッシュが分析した。株価は現行水準から33%超の上値余地があるという。
25日の米株式市場でシェイクシャックは前日比3.79ドル(4.48%)高の88.38ドルで取引を終えた。
ウェドブッシュは25日付のリポートで、主に都市部に店舗を持つシェイクシャックにとってコロナ禍は打撃となったが、都市部の市場はこれから2022年末まで回復を続けると予想。投資家による都市への憂慮は近視眼的だと述べた。
さらにシェイクシャックがこの1年間にデジタル面で進化を遂げ、またデリバリー機能を持ったことは心強いとし、これにより売上数量をコロナ禍前よりも10%超伸ばすことが可能になるとの見方を示した。
事業運営がより通常の環境に近づくなか、新規開店が再び増収のための主な推進力になる見通しだ。
シェイクシャックは昨年、同社初のドライブスルー店舗を開設し、その数を320にまで増やした。最終的に米国のドライブスルー店舗数は1000を超える可能性があるという。
ウェドブッシュはシェイクシャックの投資判断を「中立」から「アウトパフォーム(買い)」に上方修正した。さらに、目標株価を114ドルから118ドルに引き上げた。118ドルは25日終値を33%超上回る水準。
ゴールドマン・サックスも25日、都市への回帰と観光客の復活は最終的にシェイクシャックの株価回復に寄与すると述べている
また、シェイクシャックの現在の手元現金は過去の平均水準を上回っており、これにより実店舗とデジタル店舗の構築が可能だと指摘した。
ゴールドマンはシェイクシャックの投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を107ドルから109ドルに引き上げた。
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