バリュー株へのローテーション継続、4~6月期投資戦略—資産運用大手
資産運用大手ウィルミントン・トラストは4~6月期の株式投資について、大型ハイテク株を含むグロース株へのエクスポージャーを一部削減し、金融や資本財セクターなどのバリュー銘柄の保有を増やす戦略を掲げている。
資産運用大手ウィルミントン・トラストは4~6月期の株式投資について、大型ハイテク株を含むグロース株へのエクスポージャーを一部削減し、金融や資本財セクターなどのバリュー銘柄の保有を増やす戦略を掲げている。
ウィルミントンの投資戦略立案責任者が今週、米CNBCの番組で語った。
それによると、ウィルミントンは4~6月期、株式をオーバーウェートで維持する一方、株式への配分は増やさず、ローテーションさせる方針だ。
米経済成長が年末にかけて急速に加速するとの予想に基づき、金融、資本財、素材、エネルギーなどのセクターをトップピックとした。1~3月期においてもこれらのセクターは優良なパフォーマンスを示している。
景気回復に伴う金利上昇については、銀行株にとっては恩恵になると指摘。逆に高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株は投資妙味が低下するために打撃となる。
一方、景気回復に関するニュースの大半は株価に織り込まれた可能性があるとして、ここから先は新鮮な話題がいかに株価を押し上げることができるか、また進められている政策がいかに企業業績に好影響を及ぼすことができるかにかかっていると述べた。
ウィルミントンは株式と同様にコモディティ(商品)もオーバーウェートにしている。向こう1年間にインフレ期待が強まるとみているためという。
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