サンバイオ、再生細胞薬の試験結果が米学会誌に掲載 株価急伸
5日の株式市場でサンバイオが大幅高となっている。同社が開発する再生細胞医薬品「SB623」のSTEMTRA試験の中間解析結果が米国神経学会の学会誌に掲載されたと発表したことが材料視されている。
5日の株式市場でマザーズ上場の創薬ベンチャーであるサンバイオ<4592>が大幅高となっている。同社が開発する再生細胞医薬品「SB623」のSTEMTRA試験の中間解析結果が米国神経学会の学会誌に掲載されたと発表したことが材料視されている。
午後零時46分現在、前日比73円（5.25％）高の1463円で推移している。一時、9.06％高の1516円まで買われた。
サンバイオが朝方に発表したリリースによると、同社が実施したSB623の外傷性脳損傷（TBI）を対象としたSTEMTRA試験の中間解析結果が、米国神経学会の学会誌「Neurology」のオンライン版に掲載された。
STEMTRA試験は、外傷性脳損傷による慢性期の安定した運動機能障害を有する患者に対し、SB623の有効性と安全性を評価する12カ月間、ランダム化、二重盲検、偽手術対照の国際共同第2相試験。
主要評価項目であるSB623移植群で投与後6カ月時点のFugl-Meyer Motor Scale（FMMS）のベースラインからの改善を達成したという。
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