千代建が急伸、カタールがLNG4割増産を決定との報道で 一時5%高
2日の東京株式市場で千代田化工建設が後場で急伸した。カタールがLNG増産を決定したとの報道で、カタール国営石油会社から2月に液化プラント契約を受注した千代建に思惑買いが入っているもよう。
2日の東京株式市場で千代田化工建設<6366>が後場で急伸した。カタールが液化天然ガス(LNG)の増産を決定したとの報道で、カタール国営石油会社(QP)から2月に液化プラント契約を受注した千代建に思惑買いが入っているもよう。
2部上場の千代建は、午後2時41分現在、前日比15円(3.3%)高の469円で推移している。一時、5.07%高の477円へと上昇し、2月10日以来の高値を付けた。
株価はQPからのプラント契約受注の発表を受け、2月9日に昨年来高値の482円を付けている。
日本経済新聞(電子版)はこの日の午前遅くに、カタールによる287億ドルを投じたLNGの4割増産の正式決定を報じた。
QP本社で2月に開催された千代建の企業連合へのプラント発注の調印式で、QPの最高経営責任者(CEO)を兼任するアルカービ・エネルギー担当国務相が「パンデミックと世界経済の減速の下での投資決断は、カタールの揺るがぬ約束を示すもの」と発言したエピソードに記事は言及している。
カタールはLNG生産を現在の年間7700万トンから約4割増となる1億1000万トンに引き上げ、さらに2027年をめどに1億2600万トンに拡大する方針という。
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