千代建、カタールLNG案件受注の可能性 株は一時13%高
千代田化工建設がカタールの液化天然ガス(LNG)事業計画で主要エンジニアリング契約を受注する可能性が高いと伝わった。これを受けて8日の東京株式市場で株価は一時、13%高となった。
千代田化工建設<6366>がカタールの液化天然ガス(LNG)事業計画で主要エンジニアリング契約を受注する可能性が高いと伝わった。これを受けて8日の東京株式市場で株価は一時、13.66%高となった。
2部上場の千代建は前週末比36円(9.84%)高の402 円で取引を終えた。一時、13.66%高の416円まで買われており、昨年2月17日以来、約1年ぶりの高値を付けた。
この事業はカタールの沖合にあるガス田ノースフィールドの拡張案件における第1期計画。石油専門誌インターナショナル・オイル・デイリーがこの日までに伝えたところによると、同案件を計画するカタール・ペトロリアムは8日に契約の受注先を発表する予定。
入札に際し、千代建は英テクニップFMCとコンソーシアムを形成した。このほかにJGC Holdings Corporation<1963>が韓国企業と組んでいる。これまでに候補は3コンソーシアムに絞られた。
インターナショナル・オイルは複数の関係者の情報として、千代建とテクニップのコンソーシアムが受注を獲得する可能性が高いと伝えた。
第1期計画は新型コロナウイルスの感染拡大で予定よりも約1年遅れている。総コストは約350億ドルで、完成すればカタールのLNG液化能力は年間3200万トン増加する見通し。
ノースフィールドは、単一ガス田としては世界最大規模を誇る。
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