ナイキやリーバイス株を買い推奨 経済再開と累積需要でアパレル有望とUBS
コロナ禍で打撃を受けた米アパレルセクターは、経済活動の再開と過去1年余りに累積した需要により、今後半年間に上昇する可能性があるとUBSが予想。ナイキやリーバイスなどの銘柄を買い推奨としている。
コロナ禍で打撃を受けた米アパレルセクターは、ワクチン普及による経済活動の再開と過去1年余りに累積した需要により、今後の半年間に上昇する可能性があるとUBSが予想。ナイキ<NKE>やリーバイス<LEVI>などの銘柄を買い推奨としている。
UBSは7日付のリポートで、米国市場に上場するアパレル銘柄の株価は9月までに7~13%上昇する可能性があるとの分析を発表。今後、1株あたり利益見通しが引き上げられ、株価を押し上げると予想した。
ただし、10月以降はセクター内の好調な銘柄とそれ以外の銘柄とで株価が異なる方向に動くようになると予想。各々の銘柄についてコロナ禍後の成長見通しを吟味する必要があるとしている。
より長期的な上昇を期待できる銘柄としてナイキとリーバイスのほか、デッカーズ・アウトドア<DECK>、カナダグース<GOOS>、ラルフローレン<RL>、スケッチャーズ<SKX>、PVH<PVH>、アメリカン・イーグル<AEO>、カプリ・ホールディングス<CPRI>を挙げている。
一方、アバクロンビー&フィッチ<ANF>、ギルダン・アクティブウェア<GIL>、コントゥール・ブランズ<KTB>、エル・ブランズ<LB>については投資判断を「ホールド(中立)」から「買い」に引き上げた。いずれの株価もコロナ禍の打撃の影響が未だに強く、長期的な成長見通しを反映していないという。
これらの4社は、従来考えられていたよりも大きな適応力をみせているとUBSは指摘する。
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