ESGがキーワード検索でバリュー株・グロース株上回る 投資の変化浮き彫りに
米国のキーワード検索で「ESG」が「バリュー株」や「グロース株」を回数で上回り、投資スタイルの変化を浮き彫りにしている。米調査会社データトレックがまとめたグーグルの検索データで明らかになった。
米国のキーワード検索で「ESG」(環境・社会・企業統治)が「バリュー株」や「グロース株」を回数で上回り、投資スタイルの変化を浮き彫りにしている。米調査会社データトレック・リサーチがまとめた検索エンジン大手グーグルの検索データで明らかになった。
データトレックは29日、自社のウェブサイトへの投稿で、2019年初めは「バリュー株/グロース株」と「ESG」の検索の比率は3~4対1だったが、その後逆転し、最近では1対1.2~1.9になっていると指摘した。
その上で、今やESGに対する一般投資家の関心は、過去のパラダイムであるバリュー株/グロース株を凌ぐようになったとし、次の大規模な修正局面や弱気相場が到来するまで、これが変わるとはないとの見方を示した。
資産運用担当者に対しては、資金を募る際にはESGを宣伝文句に含めることが大切だとアドバイスを送った。
同じ29日に米金融サービス大手のJPモルガン・チェースは、ESG特化型フィンテック企業の米オープンインベストを買収すると発表した。
投資家ニーズの多様化を映し、投資家の価値観に沿ったESG運用ポートフォリオをオープンインベストのプログラムが自動作成するという。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。