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FOMC議事要旨に目新しい材料なし / ユーロドル 目先の焦点とチャートポイント

FOMC議事要旨に目新しい材料はなし。目先はロシアーウクライナ情勢にらみの展開が続く。特にユーロ相場の動向を注視。ユーロドルのチャートポイントは?詳細はマーケットレポートをご覧ください。

出所:ブルームバーグ 出所:ブルームバーグ

FOMC議事要旨に目新しい材料なし


【サマリー】

・FOMC議事要旨(1月25-26日分)で目新しい材料は見られなかった
・議事要旨に対する米債市場の反応は限定的
・各市場はロシアーウクライナ情勢にらみの展開が続いている
・ユーロドルの焦点とチャートポイント



・FOMC議事要旨に目新しい材料なし

16日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC、1月25-26日分)議事要旨では、高インフレに対応するため、2015年の時よりも速いペースで利上げをする可能性が示された。バランスシートの縮小についても議論はされたが、具体的な方針についての手がかりは示されず、金融政策の正常化(利上げやバランスシートの縮小)については、各会合で検討し政策スタンスを評価していくとした。

議事要旨の内容に目新しい材料はなく、公表後の米債市場では、金融政策の方向性を反映して動く2年債利回りは狭いレンジで上下に振れる展開となった。

一方、長期金利(10年債利回り)にも大きな反応は見られず、議事要旨公表後は上昇が抑制された。これら利回りの上昇が一服したことを受け、外為市場では米ドル売り優勢の展開となった。

FOMC議事要旨公表後の米債市場の動き

FOMC議事要旨公表後の米債市場の動き

・ロシアーウクライナ情勢にらみの展開は続く

昨日の国際商品市況では、NY金先物が反発した。NY原油は上値の重い展開となったが、米国のエネルギー関連株は上昇した。

一方、外為市場ではユーロドル(EURUSD)こそユーロ高優勢となったが、ユーロ円(EURJPY)は長い上ヒゲが示現し上値が止められた(日足)。また、他の主要な通貨に対してはユーロ売り優勢となった。ロシアルーブルは対米ドルで売り買いが交錯した。

これらの動きを総合的に考えるならば、ロシアーウクライナ情勢に対する各市場の懸念は根強い。今後の情勢次第で、ユーロ相場は上下に大きく動くことが予想される。

ユーロ相場のパフォーマンス(2月16日)

ユーロ相場のパフォーマンス(2月16日)


ユーロドル 目先の焦点とチャートポイント

・目先の焦点は1.14の攻防

ユーロドル(EURUSD)は昨日、戻りを抑制していた1.1370レベルの突破に成功し、高値1.1395レベルまで上昇する局面が見られた。しかし、1.1400のトライには失敗した。目先は、この水準(1.14レベル)がサポートポイントからレジスタンスポイントへ転換するかどうか?この点が焦点となろう。

上で述べた通り、昨日の外為市場では総じてユーロ売り優勢となった。昨日のユーロ高(対米ドル)は、米金利の上昇一服にサポートされた影響が大きい。このため、再び米金利で上昇幅が拡大すれば、ユーロドルは反落する展開を予想する。このような展開となる場合、1.14前後が新たなレジスタンスポイントとして意識される可能性が出てくるだろう。


・上下のチャートポイント

ユーロドルが反落する場合は、21日線(SMA)がサポートラインとして意識されるかどうか?目先はこの点に注目したい。

ローソク足の実体ベースで難なくこの移動平均線を下方ブレイクする場合は、1.1300(直近高安の半値戻し)のブレイクを視野に明日以降、下落幅が拡大する展開を想定しておきたい。

ユーロドルが再び1.12台の攻防へシフトする場合は、2月14日安値1.1278レベルおよびフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準1.1263レベルのトライを想定しておきたい。

一方、ユーロドルが1.14台へ上昇する場合は2月11日の大陰線高値1.1430レベル、そして今月8~9日に相場の戻りを止めた1.1450レベルのトライおよび突破に注目したい。

ユーロドルのチャート

ユーロドルのチャート

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