S&P500、21年末は4200~4400へ シティ投資家調査
S&P500種株価指数の年末の水準をバイサイドの投資家は4200~4400と見込んでいる。シティの顧客調査で明らかになった。加重平均値は4269という。
S&P500種株価指数の年末の水準をバイサイドの投資家は4200~4400と見込んでいる。シティの顧客調査で明らかになった。加重平均値は4269という。
シティが過去2週にわたり年金基金や投資信託、ヘッジファンドの顧客から集めた声を米マーケットウォッチが伝えた。
28日の米株式市場でS&P500種株価指数は3日続伸し、前週末に続き過去最高値を更新した。終値は前週末比9.91ポイント(0.2%)高の4290.61。
半数を超える顧客がインフレは9~12カ月継続すると予想しており、また米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切る時期としては2022年下期との回答が最も多かった。
調査では株価が足元の水準からさらに大幅に上昇するとの見方よりも、20%の調整が入るとの見方の方が多かった。これを受け、現金保有高の中央値は3月の調査から若干上昇した。
最も良好なパフォーマンスが見込めるセクターはエネルギーで次が金融という。ほかに素材や資本財との声もあった。
逆に収益性で期待の最も低いセクターは公益(ユーティリティー)と生活必需品で、シティによればS&P500種で年初来パフォーマンスが最も劣るのがこの2セクターという。
パフォーマンスで世界の株式を上回る資産クラスは何かとの質問では欧州株との回答が最も多く、次にコモディティ(商品)、米国株の順となった。3月の調査では米国株がトップだった。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。