【ユーロドル】今週の展望と注目のチャートポイント
ユーロドルは89日MAにサポートされ、地合いの弱さが徐々に後退するムードにある。反発ムードがさらに高まるのか?それとも下値トライの状況が続くのか?今週のトレンドはアメリカの重要イベント次第となろう。詳細はIG為替レポートをご覧ください。
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※今週のドル円の展望についてはこちらのレポートご覧ください。
ユーロドルの展望とテクニカルポイント
ユーロドル(EURUSD)は現在、21日MA(1.0660レベル)と89日MA(1.0576レベル)で板挟みの状況にある。
先月の24日以降、ユーロドルは89日MAにサポートされ下値の水準がジワリと切り上がり、地合いの弱さが徐々に後退している。MACDではゴールデンクロスが示現しつつある。このタイミングで、こちらのレポートで取り上げたアメリカの重要イベントが米金利の低下要因となれば、ユーロドルは21日MAを突破するだろう。このケースでは、“レジスタンス転換” が確認されている1.08レベルを視野に上昇幅の拡大を想定しておきたい。
しかし、今の米債市場はFEDスピーカー達の言動と経済指標の内容に一喜一憂する状況にある。ゆえに、アメリカの重要イベントは米金利の上昇要因にもなり得る。よって今週は、21日MAがレジスタンスラインとして意識され続け、89日MAを下方ブレイクする展開も意識する必要があろう。
ユーロドルが89日MAを下方ブレイクする場合は、リトレースメント38.2%の水準1.0535レベルをトライするシグナルとなろう。ユーロドルがこのテクニカルポイント(38.2%の水準)をも下抜ける場合は、“サポート転換” が確認されている1.05レベルのトライおよびブレイクが次の焦点として浮上しよう。
ユーロドルのチャート
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