Twitter、四半期売上高が再び10億ドル超えか 9日に決算発表
ツイッターが9日、20年10~12月期決算を発表する。注目は2度目の四半期売上高10億ドル超えが実現するか、またアップルが今春導入するオンライン広告の制限を巡る業績への影響を明らかにするかだ。
ツイッター<TWTR>が9日、2020年10~12月期決算を発表する。注目は2度目の四半期売上高10億ドル超えが実現するか、またアップルがスマートフォン「iPhone」などで今春導入する予定のオンライン広告の制限を巡る業績への影響を明らかにするかだ。
10~12月期売上高の市場予想の平均は11億8000万ドル。実現すれば19年10~12月期の10億1000万ドルに続く、2度目の10億ドル超えになる。
1株あたり利益予想の平均は0.29ドル。前年同期は0.25ドルだった。
マーケットウォッチが伝えた調査会社eMarketerの4日付のリポートによると、20年前半はライブイベントの中止や米国での広告ボイコット運動の影響で困難な時期となったが、7~9月期はイベントが復活し、広告主も戻った。10~12月期はクリスマス商戦期の需要で堅調な業績が見込まれるという。
バークレイズも先月のリポートで、ツイッターの10~12月期のデジタルブランド広告はかなり強かったと指摘した。
アップルのネット広告の規制強化
一方、アップルがインターネット広告の規制を強化する取り組みにおいて、各アプリがターゲティング広告などに使う端末識別情報「IDFA」を入手する際、利用者の許可を得るよう義務付けることについて、ツイッターの反応が注目されている。
プライバシー意識の高まりを背景に、アップルは今春に予定するOS「iOS」の更新にあわせて規制強化を実施する方針。
この件ではフェイスブックが広告収入の減少につながるとして、アップルと対立。中小企業が消費者に効果的に接触するのを制限するものだとして批判している。
メッセージアプリ「スナップチャット」を運営するスナップなどもフェイスブックと同様の主張を展開している。
ツイッターは9日、米株式市場での取引終了後に決算を発表する予定。
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