アップル株に20%の上値余地、「iPhone13」売り上げは期待以上か—調査
アップルの株価は季節的な買いやスマートフォン「iPhone12」に対する上方向の圧力、期待以上の成果を収めるとみられる「iPhone13」の発売などを背景に足元の水準から20%上昇する可能性がある。JPモルガンが分析した。
アップル<AAPL>の株価は季節的な買いやスマートフォン「iPhone12」に対する上方向の圧力、期待以上の成果を収めるとみられる「iPhone13(仮称)」の発売などを背景に足元の水準から20%上昇する可能性がある。JPモルガンが分析した。
JPモルガンは6日付のリポートで、アップル株の年初来の低迷は新規材料に乏しかったためだと指摘。例年、スマホの新機種が発売される7~9月期にアップル株はS&P500種株価指数をアウトパフォームする傾向にあると述べた。
また、現行機種「iPhone12」が中国などで最近、市場シェアを伸ばしていることも株価の支援材料という。
次期機種「iPhone13」に対する投資家の期待がそれほど盛り上がっていないが、杞憂に過ぎないとの見方を示す。2019年発売の「iPhone11」を例に挙げ、初の5G対応型となる「iPhone12」の発売まで購入を待ちたいとの声が多かったが、蓋を開けてみれば期待以上の売り上げだったと述べた。
22年のiPhoneの販売台数は2億2600万台になると予想。これは市場予想の2億1000万~2億1500万台を上回る。
JPモルガンはアップルの目標株価を165ドルから170ドルに引き上げた。投資判断は「オーバーウェート(買い)」で据え置いている。
6日の米株式市場でアップルは前営業日比2.06ドル(1.47%)高の142.02ドルで終えた。JPモルガンの目標は約20%のアップサイドとなる。
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