iPhone13のサプライヤー株に先高観 コルボやスカイワークスなど—調査
アップルのスマートフォン「iPhone13」の発売を数カ月後に控え、RFチップのコルボやスカイワークス・ソリューションズなどiPhone向けに部品を供給する主要サプライヤーの株価に注目が集まっている。
アップル<AAPL>のスマートフォン「iPhone13」の発売を数カ月後に控え、RF(高周波)チップのコルボ<QRVO>やスカイワークス・ソリューションズ<SWKS>などiPhone向けに部品を供給する主要サプライヤーの株価に市場の注目が集まっている。
バークレイズは今週発表したリポートで、注目銘柄の1つにコルボを挙げた。アップルに対するエクスポージャーが大きい企業はアウトパフォームの可能性がより高くなる傾向にあるが、コルボの場合、現時点でエクスポージャーは相対的に小さいと指摘した。
コルボの事業が同業他社よりも均衡が取れていることも強みになるという。長期的に有望であるとして投資判断を「オーバーウェート(買い)」で継続し、目標株価を210ドルから220ドルに引き上げた。
6月30日の米株式市場でコルボは195.65ドルで取引を終えた。
また、別のRFチップのスカイワークスやオーディオチップのシーラス・ロジック<CRUS>も秋に向けてアウトパフォームを期待できるという。
投資判断は2社ともに「イコールウェート(中立)」で据え置いたが、目標株価についてはスカイワークスを185ドルから200ドル、シーラスを85ドルから90ドルに引き上げた。
30日の終値はスカイワークスが191.75ドル、シーラスが85.12ドル。
同様にRFチップメーカーであるブロードコム<AVGO>もiPhone13への供給が株価を支えるとみている。6月初めに525ドルに引き上げた目標株価を継続し、投資判断も「オーバーウェート(買い)」で据え置いた。
30日のブロードコムの終値は476.84ドル。
最近の規制当局への届け出によると、各社の売上高にアップルが占める割合は高い順にシーラスが83%、スカイワークスが56%、コルボが30%、ブロードコムが15%。
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