原油価格は当面しっかり、ブレントは7~9月期に一時80ドル突破も—ゴールドマン
原油価格はしっかりとした展開が見込まれており、北海ブレントは7~9月期に一時、1バレル=80ドルを優に超える水準まで上昇する可能性がある。ゴールドマン・サックスが予想した。
原油価格はしっかりとした展開が見込まれており、北海ブレントは7~9月期に一時、1バレル=80ドルを優に超える水準まで上昇する可能性がある。ゴールドマン・サックスが予想した。
ゴールドマンは3月の時点ですでに北海ブレントが7~9月期に80ドルを付ける可能性があると予想していた。
ゴールドマンは18日付のリポートで、7~9月期のブレントの平均価格を依然として80ドルとみているとし、価格は一時的に80ドルを優に超える水準まで上昇する可能性があると予想した。
世界需要は数週間前の日量9500万バレルから同9700万バレルまで増加したとみられるとし、景気回復が米国から欧州、新興国へと拡大したことが背景にあると述べた。新型コロナウイルスの変異株への感染が拡大したインドでさえも改善がみられるという。需要は8月までに日量9900万バレルに向けてさらに増加する見通しという。
需要が大幅に増加している一方、湾岸産油国とロシアを除けば供給はほとんど増えておらず、世界の原油市場は現在、日量約300万バレルの供給不足に直面している。
18日のインターコンチネンタル取引所(ICE)で北海ブレント原油先物の期近の8月限は前日比0.43ドル(0.59%)高の73.51ドルで取引を終えた。16日に一時、74.96ドルまで上昇し、2019年4月以来約2年2カ月ぶりの高値付けていた。
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