クラウド株はもう一段の下落も セールスフォースなど一部には妙味—調査
地合いが悪化しているクラウド・ソフトウェア株は、いずれ買い時が到来するが、それまでにもう一段の下げがあるかもしれない。米CNBCの著名キャスターであるジム・クレイマー氏が分析した。
地合いが悪化しているクラウド・ソフトウェア株は、いずれ買い時が到来するが、それまでにもう一段の下げがあるかもしれない。米CNBCの著名キャスターであるジム・クレイマー氏が分析した。
クラウド関連企業のうち、いわゆる「40%ルール(売上高の伸び、および利払い・税・償却前利益マージンの和が40よりも大)」に合致する、さほど割高でない75社を対象にした同氏の分析によると、高値からの下落率の平均は37%だった。
26銘柄は下落率が40%を超え、15銘柄は50%を超えた。
米金利が大幅に低下しない限り、クラウド関連株は引き続き苦戦する見通しだとし、バリュエーションが一段と低下するのを待ってから取得するのが賢明との見方を示した。
一方、セールスフォース・ドットコム<CRM>やコインベース・グローバル<COIN>、スクエア<SQ>、エッツィー<ETSY>、カーバナ<CVNA>、クーパン<CPNG>などのバリュエーションは、2022年の売上高予想の10倍を下回る水準にあると指摘した。
これらについては妙味が出てきており、小口のポジションを組むのもよいが、その場合でも株価のもう一段の下落の可能性を念頭に置く必要があるという。
またコインベースについては、仮想通貨(暗号資産)ビットコインの価格に連動する傾向にあるとして注意を促した。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。